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以前LCR(ラオス中国鉄道「Laos-China Railway」)でビエンチャンからルアンパバーンに行きました。その際、バンコクから鉄道で乗り継げるのかを調べていた時に、バンコクから東北方面に行く鉄道の始発駅が変わっていることを知りました。
駅が新しくなっているだけでなく、寝台列車も新しくなっていて、とてもきれいになっているようでした。それを知って以来、この新しい駅から、新しい寝台列車に乗ってみようと思っていました。今回はそれを詳細にレポートします。
タイ東北方面行き寝台列車の始発駅に注意!
バンコクの中央駅と言えばフアランポーン/Hua Lamphong(ホアランポーン)駅でした。そして、かつてはタイの東北方面へ寝台列車の始発/終着駅もこの駅でした。ドーム型の大きな駅で、夕方からは駅前にはイサーン料理の屋台がたくさん出てきて、とても風情のある駅でした。
始発駅はクルンテープ・アピワット駅
しかし、今はこれまでのフアランポーンではなくクルンテープ・アピワット(Krung Thep Aphiwat)駅という、チャトゥチャックのウィークエンドマーケット近くにある駅から出ています。
この駅は国鉄以外の公共機関の乗り物でも行くことが可能で、MRTブルーラインで行くことが可能です。MTだTとバーンスー(Bang Sue)駅(BL11)になります。しかしこの2つは全く同じ駅というわけではなく、メトロのバーンスー駅に隣接しているのが国鉄のクルンテープ・アピワット中央駅という関係です。
バーンスー駅とクルンテープ・アピワット駅は地図で見ると通りを挟んで対角線上にあるように見えます。地図上は近いようですが、この2つの駅を行き来しようとすると、2026年1月時点では何もない大通り沿いを歩くことになり、しかも大きなターミナル駅を回り込むことになるので、体感は結構遠く感じると思います。

空港からクルンテープ・アピワット駅/バーンスー駅への行き方
このクルンテープ・アピワット(Krung Thep Aphiwat)駅は、ドンムアン空港からは国鉄で乗り換えなしで行くことが可能です。航空会社によっては国際線でもドンムアン空港発着のものがあるので、この場合は国鉄で行くのがおすすめです。国鉄はゆったり進むので、その前提での移動を強くお勧めします。
一方国際線だとスワンナプーム国際空港の発着が多いと思います。スワンナプーム空港から公共機関で行く場合はクルンテープ・アピワット駅ではなく隣接しているメトロのバーンスー駅に行くことになります。
これにはメトロを乗り継ぐ必要があるのと、バーンスー駅からクルンテープ・アピワット駅までの何もない大通り沿いを歩くことになります。荷物少ないのであればこれはこれで面白いのですが、ちょっと面倒です。
ということで、スワンナプーム空港からクルンテープ・アピワット駅までは、タイの配車アプリGrabを使って、一気に行ってしまうことをおススメします。
スワンナプームからならGrab一択!?&渋滞時の注意点
Grabだとスワンナプーム空港からだと総額590バーツ(日本円での請求額は\3060)でした。内訳としては通常料金513バーツ(\2661)と、高速料金77バーツ(\399)です。
注意点としては、Grabに乗車した際、高速道路を使うかどうかを聞かれます。ハイウェイ、OK?的なことを聞いてします。ここは使ってもらった方がいいです。バンコクは渋滞がひどいので、数百円の違いなら高速道路を使ってもらった方がいいです。高速を使っても渋滞していることもありますが、それでも高速の方がやっぱり早いと思います。
もし渋滞にはまって時間が危うくなったら、ドライバーにチケットを見せてください。対策を考えてくれると思います。Grabのドライバーは当初に示した経路で行かないと思っているようなので、急いでいるという事が分かると、別の道を考えてくれると思います。

新しくなったバンコクの玄関口からいざ出発!
スワンナプーム空港からGrabでくると駅前に付けてくれます。ドライバーには4番ゲート(ゲートナンバー4)を指定してください。中央口の前でふどこーとにも最も近い入口です。
駅に着いたら、入口のメインフロア上部の掲示板を確認してください。そして明るさと広さを感じてください。これがバンコクの陸路の玄関口です。フアランポーンと見比べると近代的と言えば近代的ですが、味気ないと言えば味気ない。でもとってもきれいで明るいです。

チケット売り場とフードコートの様子
入ると左側にチケット売り場があり右側にフードコートがあります。近距離などは当日でも買えます。ちなみにフードコートや売店にアルコール類は売られていません!


チケット売り場はとても広いです。時間帯が夕方だったからなのか、ガラガラでした。ちなみに寝台の当日購入は現実的ではありません。チケットの事前購入の方法をまとめています。
もうチケットを持っているので、この辺を軽くパトロールしてフードコートに行きます。あまり期待していなかったのですが、屋台風のタイ料理からカフェ的な料理までたくさんありました。タイでよく見かけるフードコートです。タイ語ばかりなのでここでもGoogleレンズで翻訳さえできれば、指をさして注文できます。



ビールも探したのですが諦めました。それよりも思った以上においしかったので、結局2人でご飯もの3種類と麺類1種類を食べました。
カオマンガイとガパオはとてもとてもおいしいかったです。麺はあんかけの優しい感じだったのですが、調味料のアレンジをするためにはお店まで食器ごと持っていかないと行かなかったので、なんか物足りなかったです。豚のから揚げご飯はソースが甘かったのが少し残念。




と、駅中を十分満喫したうえで、もう一度時刻表を確認したうえでホームに向かいましょう。駅内は広いです。トイレもきれいで無料です!禁止事項に天秤棒(を担いで商売すること)が禁止になっています!


座席がベッドに早変わり。でもビールがない…
寝台列車でタイによくあるカリカリのから揚げとソムタムでビールを飲みながら移動したら最高!と思っていたのですが、お酒がありません。繰り返し書いてしまいますが、駅にはアルコール類がありません。これとっても重要だったのでなかなか諦められませんでした。が、本当になかったのと、駅の外はまた何もないので、さすがに断念しました。
奥まで進むと改札があります。ホームごとに改札をしています。ここでの看板はタイ語と英語で書かれています。ちょっと目立たないかもしれないですが日本語表記の掲示も張り出されていました。直前に出発する予定の列車が遅れたこともあり、予定時刻から5分程度遅れて改札が開きました。

エリアごとにチケットについていたQRコードかアプリ上で表示したQRコードを読み込ませて入場します。ホームはエスカレータで上がります。


先頭車両まで行って前から写真をとってみたかったのですが、止められました…
車両内は赤を基調としたシートでとても明るく、大きな窓もついています。そして大きなエアコンが天井にたくさんついているのでやはり寒いです。防寒具的なものは必須です。予想外のことだったのですが、予定通りに出発しました。
座席モードのときは上段ベッドの人と下段ベッドの人が向い合せに座る感じになります。荷物はそれぞれ座席の下に入れられます。割と大型のスーツケースでも入れられました。
出発して1時間くらいすると、車掌が回ってきます。そして席を順番にベットにしていきます。すごい速さでベッド化していくのですが、ずっと見ていられます。

ベッドモードになると、下の座席を2つとも使ってベッドにしてしまうため、知らない人同士だと、上段ベットの人は上のベッドに上がる感じになります。そのため2人で寝台席を予約する際には、横並びに表示してある連番を予約しましょう。そうすればベッドモードになっても座って話をしていられます。
席(ベッド)には水が置いてあり、充電用のコンセントもあります。この水のラベルにはドーム型の駅舎が描かれているようです。フアランポーン駅のようにも見えます。
下段だと大きな窓があるので、通過していく駅の様子を眺めることが出来ます。ドンムアン駅を見たときは盛り上がりました。
食事も可能です。メニューを持った人が回っていて、そこで注文するとあとで持ってきてくれるようでした。電車の中だとコスパが悪いのではないかと思ったのですが、値段はそこまで高くなかったです。


社内は常に清掃されています。モップを持った人がずっとモップがけをしています。おそらくトイレや洗面台からの水滴を掃除するためだと思います。社内には1車両につき洗面台が2つとトイレが2つあります。どちらもずっと清掃されていてきれいです。
スマホと事前予約で、タイの寝台列車を最高のアクティビティに!
タイの寝台列車は席数が少ないため予約が難しいです。でもそこさえ乗り越えれば、とても楽ちんに、寝ながら移動できます。移動には列車だけでなく、航空機、バスもあります。バスはちょっとつらいという場合、国内線も楽ですが、旅感を味わうのは寝台列車もありです。これも旅の醍醐味だと思います。
日本を出国した翌日にはノーンカイやウドンターニー、そしてラオスにも
今回は日本(羽田)をお昼少し前に出て、バンコク到着後そのまま寝台にのるためにクルンテープ・アピワット駅に行きました。十分タイ料理を満喫した後に、座席がベッドになる魔法のような技を眺めて流れていく駅の様子を眺めていると朝にノーンカイに着いています。
日本をお昼前に出て、タイを楽しみつつ翌日早朝にはノーンカイについて、ラオスに入れます!また、ノーンカイまでの途中にウドンターニーがあるので、ウドンターニーに早朝到着すれば、そのままターレーブアデーンで極楽浄土のような景色をみることも可能です。
これらの日程の場合、一番のハードルは空港から駅までの移動じゃないかと思うのですが、ここのもう地下鉄とか考えずにGrabを使ってしまえばストレスフリーです。特に荷物がある、もしくは2人以上で移動するのであれば、もう迷うことなくGrabで良いと思います。
タイバとコスパ良く、安全にもれなく楽しむために
旅行の時間は限られています。その限られた時間で、少しでもたくさん楽しむためには、都市から都市の移動を単に移動にしてしまうのはもったいないです。
今回はバンコクからノーンカイ(ウドンターニーも可能)の移動でしたが、ほんの少しの準備をするだけで、単なる移動になりそうだった時間をアクティビティとして楽しむことができます。こんな面白い乗り物があるのに、これに乗らない手はないのでは?くらいに思っています。個人的には、寝台列車があるならなるべく寝台列車で移動したいとさえ思っています。
タイ国鉄の公式アプリ、タイで使える配車アプリGrab、Googleレンズ、これらを使って楽しい旅を!


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