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バンコクからタイ東北方面への寝台列車にはどのような種類があって、出発時間は何時で、金額はいくらなのか、それを一覧でまとめました。
タイ国鉄では、90日前から予約可能になります。寝台列車は予約開始になると数日で予約が埋まってしまいます。予定が決まり次第、タイ国鉄の公式WEBサイト D-Ticket もしくは公式アプリで予約することをおススメします。今回はその詳細な手順を図解付きで説明します。
タイの新型寝台列車(バンコク〜ノーンカイ線/バンコク~ビエンチャン線)の基本情報
クルンテープ・アピワットから東北部ノーンカイ(Nong Khai)やラオスのビエンチャン(Vientianne[Khamsawath])に向かう列車は合計3種類あります。
国内線が2種類と、国際列車が1種類です。国内便のうちExpressは通常の座席シート(Seating Coach)しかないので、寝台(Sleeping Coach)という意味では全部で2種類になります。(2026年1月時点、金額は1バーツ5円換算)
このほかにも寝台列車はありますが、今回はノーンカイ方面に絞って、表にまとめました。
列車の種類/時間/料金/おススメ度 の徹底比較
| 種類 | 時間 | 料金 | おススメ度 | コメント |
| 【寝台なし】Express [Train No.75] | バンコク発20:25 ノーンカイ着06:25 | 2等494バーツ 3等251バーツ | ★ | エアコン席は満席になっていることが多そう |
| 【寝台あり】Special Express CNR [Train No.25] | バンコク発20:25 ノーンカイ着06:25 | 個室2350バーツ 1等1350~2350バーツ 2等894~994バーツ | ★★★★★ | 1等は個室有。 車両が新しい。寝台数も多いため予約も比較的とりやすい |
| 【寝台あり】Rapid [Train No.133] | バンコク発21:25 ノーンカイ着07:55 | 2等664~754バーツ | ★★★★ | 車両が少し古いがその分安い。寝台数が少なく、予約がとりにくい。 |
| 参考情報 【寝台あり】 Rapid [Train No.133] | バンコク発21:25 ビエンチャン着09:05 | 2等784~874バーツ | ★★★ | ビエンチャンまでは旅としては面白いもののタイパコスパ的には? |
寝台列車の場合、一般的に下段のベッドの方が値段が高く、上段の方が安くなります。タイ国鉄では2段までですが、他国で3段あるときは上に行くほど安くなります。このリストでも同じ等級での値段の差は上段と下段の差です。
寝台ではなく座席という選択肢もありますが、エアコンがついている席ならまだアリかもしれませんが、せっかくならアクティビティとして楽しめたほうがいいので寝台をおススメします!座席もタイの人と仲良くなれたり、食べ物を売りに来るのでそれらを楽しめるというメリットはあるものの、やっぱり寝台という特別感と快適さをとったほうがいいと思います。
重要な注意点とTips
注意点としては、駅内の掲示版などではタイ語と列車の番号(Train No)で表示されていることが多いので、列車の番号を覚えておいた方がいいと思います。とても重要!
駅構内には電光掲示板があって、タイ語と英語が順番に表記される個所もありましたが、タイ語だけで表記されているところもあります。タイ語を理解できればいいのですが、そうでなくてもTrain Noが表示されているので、自分の乗る列車番号を覚えておいたほうがいいと思います。
出発日の90日前から予約可能です。日程が確定しているいようなら早めに予約したほうがいいです。直前だと満席でWaitingListになっている列車が多いです。特に旧型車両であるRapidのNo.133は寝台席数がとても少ないので、予約が難しいようです。
また、このNo.133はこのままラオスのビエンチャンにも行くことが可能です。参考情報として表に記載しましたが、ビエンチャン側の駅が少し不便なところなので、ビエンチャンに行くとしてもノーンカイで降りてしまった方がタイパもコスパも良いと思います。(ここでのビエンチャンの駅は、ラオス高速鉄道(LCR)のビエンチャン駅とは異なります)

キャンセル待ちの仕方とキャンセル料
これらのチケットはどれもキャンセル待ちが可能です。WaitingListとして申し込むことが可能です。キャンセル待ちは可能は可能ですが、キャンセルはほとんど出ないのではないかと推測しています。
というのも、ここで予約できるチケットはおそらく「変更」ができなくて、変更したい場合は一度キャンセルして払い戻しして、そのあと改めて予約を取り直すということになりそうだからです。
公式サイトのどこかに変更の規定がありそうですが、見つけられませんでした。一方でキャンセルの規定はあって、それによると払い戻しには手数料がかかります。3日前までなら20%の手数料で、それを過ぎると50%になります。予約後の変更が無料ならキャンセルは出やすいと思いますが、このパターンだとあまり出ないと思います。
タイ寝台列車のチケット予約方法(日本からスマホで完了!)
タイ国鉄のWebサイトもしくはアプリで予約可能です。私は予約は公式WEBサイトで予約し、その後アプリをインストールしました。駅でのプロセスや乗車時の表示などを考えると、アプリを入れておくことをおススメします。予約時はWEBサイトで予約しておいて、アプリで利用することも可能です。
タイ国鉄公式WEBサイトからの予約手順
タイ国鉄公式サイト:https://dticket.railway.co.th/DTicketPublicWeb/home/Home

こちらは英語表記になっていますが、初期表示はタイ語です。表示言語はタイ語か英語が選択可能で、右上の「English」というところを変更すると切り替えられます。
英語だととっても重たいです。タイ語表示だと難しいので、アプリが便利かも。

ここから順番に選択していきます。
Origin:出発地 Krung Thep Aphiwatを選択
Destination:目的地 Nong KhaiもしくはラオスまでならVientianne(Khamsawath)を選択(注意:ビエンチャンの駅はLCRのビエンチャン駅とは異なります)
あとはTravel Date:日付とPassenger:人数です。
列車が一覧で出てきます。

ここから選択すると、この先はログインが必要ですが、座席の選択が可能になります。

車両と上段下段があります。緑色のシートが予約可能です。予約している性別が分かるようになっています。面白いのは僧侶(Monk)が予約しているシートが黄色で判別できるようになっています。このあたりは仏教国として女性と僧侶が近づかないようにするという配慮です。(女性側からすると、僧侶の隣の席は避けるのが現地でのマナーですので、もし避けれるなら避けたほうがいいです)
さらに進むと個人情報の入力と支払です。個人情報はログインしているのでデフォルトで表示されているのでここはそれほど大変ではないと思います。が、この先の支払画面ではエラーになりがちです。これはどうやら重たさが理由のようでタイムアウトしています。
なんどかやってみるか、アプリだと早いので、アプリだと成功の可能性が高まります。
ちなみに満席で予約が出来ないと、こんな感じになりま。ここでWiting Listに入れてもらうとキャンセル待ちが可能です。

タイ国鉄公式アプリからの予約手順
アプリだとこんな感じ
SRT D-Ticket จองตั๋วรถไฟ – Google Play のアプリ
インすロールして右上の言語表記を変更します。


メイン画面から「Book a ticket」で検索画面に入ると左下のようになります。ここから出発地Fromと目的地Toを入力していきます。
ここは選択式ですので、FromにはKrung Thep Aphiwatを選択して、ToにはNong KhaiもしくはラオスまでならVientiane(Khamsawath)を選択し、日付と人数を入力して「SEARCH」をタップします。
すると右下のように選択可能な列車が出てくるので、あとは車両と席を選択と進めていきます。以下順を追って説明していきます。


通常画面は左下です。こちらでクラスを選択します。一番上は1等(個室)で、上から2番目からは2等です。1等の個室はコスパ的にちょっと高い気がしたので、2等にしました。2等の違いは車両の違いだと思います。1両に何席あるかの違いで、1両に40席の場合と1両に36席あるかの違いです。2等であればどれを選択しても料金は同じで、上段ベッドか下段ベッドかの違いで、次で選択できます。
一方、満席予約できない場合は右下のようにグレーアウトします。ただアプリ側でもキャンセル待ちは可能です。こんな感じでWaiting Listの表示が出ますので「+」をタップすると可能です。ただ、上のほうにも書きましたが、基本的にはキャンセルは出ないものだと思っておいたほうがいいです。
通常画面↓ 満席時の画面↓


続いて座席を指定する画面です。左側が1等で個室を選択するイメージになっています。右側は2等の席指定画面です。公式WEBサイトでは横に表示されていますが、アプリだと縦に表示されるようになっています。
下段(Lower berth)がおススメです。窓があって広いのと、列車内でトイレや洗面台などに行く場合に動きやすいです。


ここで座席を選択して「NEXT」で進むと、次からは予約者の情報や支払情報の画面になっていきます。まずは左下の個人情報です。ここはログインしている情報がそのまま表示されています。同行者がいる場合は「Passenger 2」も入力します。そして次へ。
続いて右下の割引対象になるかどうかの選択です。割引対象として該当すればチェックします。通常料金(Adult)、子供料金、ハンディキャップがある人の料金、その付添いのする人の料金という順です。


そして次が左下の料金確認画面です。ここでは等級と寝台が上段(Upper Berth)か下段(Lower berth)なのか(確保できるなら下段推奨です!)、それと金額を確認します。
ここでOKなら、次は支払方法の確認画面です。クレジットカードかQRコードか、の選択です。この次からはクレジットカード側の画面に遷移します。


支払いをすると、登録したメールアドレスにPDFでチケットが送られてきます。
“dticket@railway.co.th” <dticket@railway.co.th>から、タイ語のメールが送られてくるので、フォルダ分け設定で迷惑メールに行ってしまわないように注意してください。
また、日本からでもKlookでも予約できます。予約時の支払でどうにもならなくなったらこうした旅行代理店というのでもいいかもしれません。差額は1000円から最大2000円でした。これならアリかもしれないですね。
失敗してしまうときは?原因と対策
ネット予約の方法はそれほど難しくはありません。難しくないのですが、失敗することがあります。
その原因の主なものが、タイ国鉄公式WEBサイトの重たさです。このサイトは非常に重たいです。これは時間帯によるのかもしれないですが、なかなか読み込みが終わりません。
これが原因で、時間がかかる処理だと処理がタイムアウトしてしまって予約できない、ということになります。おそらくネット上で良く見る、予約が出来ない、予約に失敗したという事の原因はほとんどがこれだと思います。
思い切ってアプリに切り替えると予約できると思います。どちらにしても駅から乗るときはアプリでQRコードをかざした方が便利ですし、確認もしやすいので、アプリを入れてしまうことをおススメします。
旅のルートを考えることも、なかなか見つけられない情報を探し当てるのも楽しいです。でも一番楽しいのは旅行をしている時間で、見たことないものや食べたことないものに出会ったときだと思っています。日本ではなかなか寝台列車に乗る機会がないからこそ、海外で乗ってみてはどうでしょう?
この後のことも記事にしています。クルンテープ・アピワット駅の解説や乗車記です。
よくある質問 Q&A
- Qタイ国鉄のチケット予約は何日前から可能ですか?
- A
乗車日の90日前から予約可能です。特に寝台や新型車両(CNR)の1等個室は非常に人気が高く、予約開始直後に埋まってしまうこともあるため、予定が決まり次第早めに確保することをおすすめします。
- Q公式サイトでクレジットカード決済がエラーになります。どうすればいいですか?
- A
タイ国鉄の公式サイトは動作が重く、処理中にタイムアウトしてエラーになることがよくあります。その場合は、公式アプリ「D-Ticket」から予約を試すと成功率が上がります。それでも解決しない場合は、日本語対応で決済が安定している「klook」などの代行サイトを利用するのも一つの手です。
klookで予約【klook】
- Q寝台列車の「上段(Upper)」と「下段(Lower)」、どちらがおすすめですか?
- A
圧倒的に「下段(Lower)」がおすすめです。下段は窓から景色が楽しめるだけでなく、天井が高くスペースも広いため、荷物の整理や移動も楽です。金額的にはそれほど差がないので、快適な下段を選ぶ価値は十分にあります。
- Q予約したチケットは印刷(プリントアウト)して持っていく必要がありますか?
- A
基本的には、予約後に受信したメールにあるQRコード、またはアプリの画面を改札時に読み込ませるだけで乗車可能です。ですが、万が一の電池切れやネットワーク問題に備えて、チケットのスクリーンショットを保存しておくか、1枚印刷して持っておくとさらに安心です。
- Q女性一人で寝台列車に乗っても安全ですか?
- A
はい、2等寝台などは他の旅行者も多く比較的安全です。また職員や頻繁に回っているのと掃除の人が夜でも床をモップがけしています。また、タイの文化として女性は僧侶(Monk)の隣に座らないというマナーがあるため、座席表で僧侶マーク(黄色い座席)はなるべく避けて予約しましょう。


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