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ローカルレストランなどで、現地の言葉が分からないと注文のハードルが高くなります。
ここでは注文のハードルを乗り越えるだけでなく、文字が分からないことから来る誤解や、言葉が分からないことで本来受けられたサービスが受けられなくなるかもしれない、というリスク観点からGoogleレンズの使い方とその先のコミュ二ケーションのコツをまとめてみました。
屋台でよくある看板、これを見てどう思いますか?
下の写真はウドンターニー市内でみつけたタイティー、ChaTraMueの屋台にあった看板の写真です。
この屋台を見かけたときにコーヒーの屋台だと思ったのですが、タイティーでした。ちょうどセントラルプラザにあるChaTraMueでタイティーを飲みたいと思っていたので、注文しようと思いました。
この写真を見たらみなさん何が書かれていると思いますか?

「なんかよくわかんないけど、これはサイズの違いかなぁ、大きい方にするか、それとも小さい方でいいか」ってなりませんか?
「上にプラスティックのカップがあるけど、この大きさ違うのかなぁ、小さい方でいいか。さっきカオピャックセン食べたし…よし!小さい方にしよう!」
そうなるとこの時点でだいぶ誤解が発生しています。
実はこれ、こう書いてあるんです!

左側がガラス25バーツ、右側がバッグ30バーツ
なんかおかしいですね?ガラスとバッグは対比できないですね。
こうなると、大きさの違いではないかもしれないのかもって思います。でも、まだ大きさの可能性もあります。ガラスとバッグの容器の違いなのかもしれない可能性もあります。
でも、ガラスが25バーツと安くて、バッグが30バーツで高い?って、これは変ですね。
よく分からないなと思ったら
そんなときは屋台内を良く見てみましょう。この屋台には、持ち帰り用のカップが並べられていますが、ガラス製のコップも並べられていました。
つまり、この看板には、その場でガラスのコップで飲むなら25バーツ、持ち帰りのバッグで飲むなら30バーツ、と書いてあるんです。
そして実際にこの意味するところは、ガラスコップで飲むなら基本はホットティーで25バーツ(ホットで飲む人も結構います)、持ち帰り袋に入れてアイスティーなら30バーツ(ホットだとプラスティック容器は無理です)ということです。
もしここで、この看板を翻訳しなかったら、サイズの違いだと思ったまま注文することになるので、小さい方を注文して、結果としてアツアツのタイティーを小さいガラスコップで渡されていたと思います。
そのあと、「ごめんなさい…やっぱりアイスにして」って伝えるか、氷を指させば対応してくれると思います。ですが、結局は支払いの際に、25バーツだと思っているために実際には30バーツなので、値段の違いにモヤモヤすることになり、なんかしっくりこなかったと思います。この屋台のおじさんとってもいい人だったけど、ぼったくられたのかな、なんて思っていたかもしれません。
誤解を生まないコミュニケーションと注文のコツ
実はここで終わりではないです。
この内容を理解した後、本当かどうかを確認しましょう。そのほうが正しく理解できるし、今後同じような看板を屋台などで見つけても応用できます。といっても言葉はできないので、非言語コミュニケーションです!ニコニコしながらで!
優先度に合わせて確認します。ここでは最も重要な内容から進めましょう。
①アイスティーにしたかったので、氷が入っている(と思われる)クーラーボックスを指さします。
たぶんおじさんはその箱を空けてくれると思います。ここで氷が出てくるならOKの意思表示をしましょう。にっこりと。
②次はサイズの確認です。カップを指して、大きい?小さい?を指や手の幅を広げたり縮めたりしてサイズの違いの可能性を表現します。そして続けて値段のところを指さします。
これで屋台のおじさんはサイズと値段の関係を知りたがっていると分かってくれると思います。
このときはおじさんの反応は、プラスティックのコップを指して30バーツの方を、ガラスのコップさして25バーツという順番で指さしてくれました。
私は氷の入れ物を指さすと、おじさんは30バーツを指さしました。
となるとコミュニケーションは成立しているので、好きな方を順番に、クーラーボックスとプラスティックカップと30バーツのところをにっこりして指させば成功です。おじさんもうれしそうでした。
看板や指をさしてコミュニケーションが難しい場合
地元で人気のお店だとよくある状況なのですが、看板が店員さんから見えにくかったり、看板までに距離があったり、表示された内容が多くて指を指しても特定できなそう、という物理的な問題がある場合があります。また、店員さんがとても忙しそうで、ちょっと細かいことを聞きにくい、という場合もよくあると思います。
だいたいそういうお店ほどチャレンジしたくなるので、ここは重要な要素です。
こうした場合には、まず写真にとって、その写真から翻訳してあらかじめ内容を把握します。そしてそのあとに、翻訳前の写真を店員さんに表示してコミュニケーションを取りましょう。
GoogleLensでは写真にとったものを翻訳できますが、そのまま現地の方見せると、特に忙しそうな場合だと迷惑になるかもしれません。そのため翻訳前状態の写真を見れながら、指をさして注文するとうまく行くと思います。
ローカルレストランにあるサービスを知る
これはどうでしょう?ローカルレストランに貼ってあったものです。
カオピアックセンビエンチャンというカオピアックセンのローカルレストランに貼ってありました。

左側の水色のポスターには、水が入ったコップと野菜が書かれています。
野菜と水の関係性を考えて、いろいろ類推すると「お店で使っている野菜はミネラルウォーターで洗っています、ということかな?」って思いませんか。
「決して高級レストランではない、価格的にもリーズナブルなレストランだけど、衛生面にとっても気を付けていて、猛烈アピールしているのかもしれない。う~ん良い店だ!」って思うかもしれないですね。
実際にこのカオピアックセンビエンチャンは、おいしくてコスパもよくて、とても良いお店でした。
カオピアックセンビエンチャンやウドンターニーの屋台については詳細がありますので参考までに。
ここで満足していると、損してしまうかもしれません
これは衛生観念を表現したものではなく、カオピャックセンを食べる際にとても重要な、欠かすことのできないことを伝えようとしてくれています。
なんて書いてあるかというと

野菜と飲料水は無料です。ご自由にお取りください。
これはお水と付け合せの野菜はセルフサービスでどうぞ、ということを意味していました。
これとっても重要です。
特にカオピャックセンには付け合せていただくハーブやトウガラシ、ライムなどが出てきて、これを加えていただくことでおいしさが倍増します。
もしこの案内をみて、衛生観念の話だと認識していたら、とっても重要なハーブのことを知らないままだったと思います。せっかくのお店の好意を受けることができず、おいしくいただいたとは思いますが、後から知ったら後悔していたかもしれません。
ウドンターニーのホテルをagodaで予約する【agoda】何か気になったら写真に撮ってみる
言語や文字を認識できないからといって、何かのリスクを負ったりメリットを受けられないうことはなるべく避けたいですよね。
東南アジアの麺料理は提供された後に調味料で自分なりの味を作ることが前提になっているので、どこのお店にも調味料はテーブルに置かれています。ですが、この付け合せはセルフサービスになっているお店もあります。最近はそういうお店が多くなってきています。フードロス対策だろうと思います。
いずれにしても、この情報を知らないままだと、「このお店はハーブがないのか…ちょっと違うな」ってなってたかもしれません。
これらの対策として、いったんいろいろ写真を撮ってみる。そしてGoogleレンズで翻訳してみるということをお勧めします。ただ、その場で気が付かなくてもそれはそれとして楽しくおいしい記憶には違いはないと思っています。
あと、右上の人生哲学のような看板の表現も面白いですが、コこれはスルーしましょう。
注文そのものを楽しくするコミュニケーションのコツ
ここからが重要です。
ここできょろきょろ探しても問題ないと思いますが、せっかくこのポスターの意味が分かったので、店員さんとコミュニケーションを取ってみましょう。
店員さんにこのポスターを指さします。ただそれだけです。それだけなのですが、これは重要です。なぜなら今回注文した(注文する予定かもしれないですが)ものがこのセルフサービスでOKなメニューに該当するかどうかが分からないからです。
そのためここはあせらずに、最初に注文をします。注文ももちろんメニューリストを端から端まで思う存分Googleレンズで翻訳したうえで、お好きなもの注文してください。翻訳からいろいろイメージするだけでも相当楽しめます!
左側がタイ語のメニューで、右側がGoogleレンズで日本語に翻訳したメニューの写真です。こんな風に訳されているんだというのを見ているだけで楽しめます。写真を良く見ると分かるのですが、おかゆではなく麺になっています。写真の内容と翻訳とが異なっている場合は写真優先で!




注文が済んだら、改めて水のコップと野菜が書かれたポスターを指さしてください。おそらく店員さんは頷いてお店の奥を指さしてくれるでしょう。これで心置きなく、堂々と取りに行くことが出来ます。
このお店には奥に野菜などが置いてあるテーブルがありました。
左側の写真がタイ語の表現のままのもので、右側の写真がグーグルレンズの翻訳で日本語にしたものです。食べ残しのないように、自分で食べ切れる分のみを取りましょう!お店の意図は食べたい人に食べたい分を取っていただきたい、ということですので、食べ残しの内容にとるということが大切です。


提供されるまでの時間に、ハーブを食べやすいように固い部分を取り除いたりしておいてください。そして提供されたらスープの素の味を味わいつつ、なるべくなら熱いうちにハーブを入れることをおススメします。そのほうがハーブがしんなりしておいしいです。
手書きのメニューボードだって
これはフォントに影響されません。ある程度きれいに書かれたものであればメモや手書きのメニューなどでも使えます。
こちらもカオピァックセンビエンチャンのメニューですが、手書きのボードでした。
言葉が出来たらいいのにな、という気持ちの乗り越え方が違う

こういうのを見かけると、これまでは言葉が出来ないことをとても残念に思っていました。今でも残念に思う気持ちは変わらないのですが、この気持ちの乗り越え方が違います。
昔だったら誰かおいしそうなものを食べている人を指さして、このメニューだとどれ?とこのボードを指さして値段を把握して、その後はルーレット的にどれにするかを選んでいました。
個人的にはこの中でもおそらく左上にあるもののいくつかを選んでいたと思います。それで何が出てくるのかを楽しみに待つ、というのは旅の面白さではあります。
それも面白さではあると思うのですが、それしかやりようがないという状況と、そういう楽しみ方をしてもよい、という状況は全く異なります。
ウドンターニーのホテルをagodaで予約する【agoda】翻訳とその解釈でリスクは減らせます
今はそんなリスクを大幅に減らすことができます。メニューが分かったとしても、実際にどんなものが来るかは分からないのは変わらないので、何が出てくるのかを楽しみ待つ、というドキドキ感は変わらないと言えば変わらないです。
グーグルレンズだとこうなります。これは手書きからの翻訳なので、正解の翻訳というわけではないかもしれません。

食材しか書かれていない!って思うかもしれないですが、これである程度リスクは避けられますよね?肉なのか魚なのか、肉でも何肉なのか、が分かればあとは出てくるものを楽しみましょう!
かつてはこうした情報も分からなかったので、出てきたものみて「えー魚だったのか!いやいや肉の気分だったのに!」ってこともありました。食べてみるとおいしいし正解だったりするのですが、食べる前の期待値のところにギャップがあるため残念な気持ちが湧いたりしていました。グーグルレンズでの翻訳により、そうしたちょっとした違和感を持ってしまうことを事前に避けられます。
ちなみに、市場を歩くと売られている面積で肉と魚の比率が見えてくるので、だいたいわかります。海や大きい河川に近いところだと魚も一般的になってくるようです。
こうしたちょっとしたコツで楽しみ方が大きく変わると思います。良い旅を。


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