【ラオス・バンビエン】レンタルバイクの借り方ガイド!どこで借りる?トラブル&リスク回避のコツ

ラオス

※本記事の写真はすべて筆者が現地で撮影したものです

この記事でわかること
  • パスポート原本預けを回避する交渉術と、ヘルメットの罰金リスク対策
  • 返却時のトラブルを未然に防ぐ「車体チェック6箇条」と失敗しない給油
  • ダート道・国道のリアルな道路事情と、快適に走るための必須アイテム

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ラオス中部の観光地バンビエンには名物のブルーラグーンが4つあり、また絶景の展望台ナム・サイ展望台(Nam Xay Viewpoint)など、頑張れば自転車(レンタサイクル)で行けなくもない距離の郊外に見どころがあります。

レンタサイクルで頑張るか、トゥクトゥクを交渉して巡るか、バンビエン市街からのツアーがたくさんあるので行きたいところだけを組み合わせて回るか、という選択肢になりそうです。ですが、自由でタイパが良いのはレンタルバイクです。自分のペースで動けるので、限られた時間を有効に使えます。

バンビエンで安全にバイクを借りて、トラブルなく楽しむための、実践的な借り方のコツとリスク管理を解説します。

ラオスでレンタルバイクを借りてみる

レンタルバイクといっても基本的にスクーターで、いわゆる原チャリです。感覚的にはオートバイというより電動機付き自転車といわれるものです。もちろんレンタルショップによってはミッション付きのものがありますが、バンビエン近郊で使うなら、借りるのはスクーターで十分だと思います。

国際免許証は必要?

国際免許証は必要です。ショップでは求められないかもしれませんし、現地の人たちは誰も気にしないかもしれませんがとても重要です。

これは別の記事でまとめますが、事故などの場合、有効な国際免許証がないと海外旅行保険が使えない可能性があります。何もなければ問題ないですが、リスクを考えるととっても重要です。

有効な国際免許証を持たずに乗るのは、非常にリスクが高いということを理解してください。

どこで借りる?(街のショップ vs 宿泊先)

バンビエンのメインストリートを歩けば、至る所に「Motorbike for Rent」の看板が出ています。相場はだいたい1日(24時間ではなく当日の夜までが多いので注意)13万〜18万キープ程度です。昼からとか、午後○○時(早い時間)に返すから、ということで安くしてくれる場合もあります。

安さを求めるなら街のレンタルショップを何軒か回って比較するのが良いですが、個人的なオススメは「自分の泊まっているホテルやゲストハウスで手配してもらう」ことです。

万が一、出先でエンジンがかからなくなったり、パンクしたりといったトラブルが起きた際、宿のスタッフが間に入ってくれる(あるいは電話で助けを求められる)のは、大きな安心材料になります。

パスポート原本を預ける?預けない?

ホテルや宿がレンタルバイクをしているところも結構あるので、そこで借りる場合はホテル側がチェックイン時にパスポートをチェックしているし、パスポートのコピーもとっているので、この心配はなくなります。

ですが、ホテルや宿以外で借りる場合に悩ましい問題になります。ラオスのレンタルショップでは、デポジット(保証金)としてパスポートの原本を預けるのが基本になっています。

しかし、海外旅行において大事なパスポートを、見知らぬショップに預けるのはリスクを感じますよね。紛失されたり、他の人に返却されても困るし…そもそも移動先でパスポートが必要になるかもしれないので、可能なら預けたくない、という感じだと思います。特に注意しないといけないのはLCRのバンビエン駅に鉄道の切符を買いに行くような場合は、パスポートが必要になります。

ということで交渉することになるのですが、LCRのバンビエンの駅に切符を買いに行くという場合は、お店の人に伝えてください。LCRの切符を買うときにパスポートが必要だから、と伝えると相談しやすいと思います。

その他の交渉のコツとしては、両替のときに必要になる、とかがありますが、基本的には現金を多めにデポジットとして預けることで回避可能になることが多いです。といってもそんなに現金を持っていないので、結局交渉としてはパスポートのコピーでいいか、ということになると思います。

【交渉のコツ】

「○○な理由でパスポートが必要になるので、コピーと現金を預けるからそれで大丈夫か?」と交渉してみてください。 お店にもよりますが、パスポートのコピー(またはスマホでの写真撮影)+100万キープ程度の現金をデポジットとして渡せばOKとしてくれる所もあります。

ちなみにLCRのバンビエンの駅はこちら↓ 13号線を北上すると看板が出てきます。

ヘルメットはどうする?

特に何も言われないかもしれないですが、ヘルメットは必要です。ラオスでは運転者も後ろに乗っている人もヘルメットの着用義務があります。

ショップの人にヘルメットを確認してください。

ほとんどの店には、奥の棚にヘルメットが並べられていて、好きなものを選んでもらう形式になっています。

街中ではヘルメットをかぶらずに乗っていることが多いです。むしろ観光客以外はノーヘルが基本のようにも感じます。ですが、ヘルメットをかぶらないと罰金があります。ノーヘルの罰金は50,000キープで、少額ですが罰金というのは気分がいいものではありません。

そもそも、事故があったときに身を守るためのヘルメットですので、必ず着用してください。ちなみに、顎ひもををしていなくても罰金は同額の50,000キープです。

鍵を受け取ったときの注意点

お金を支払って、鍵を受け取ったらすぐに出発!…してはいけません!

ここでの確認作業が、後々のトラブルを防ぐ可能性を高めます。以下の手順を踏んでください。できればお店や宿の人と一緒にやったほうがいいです。

  1. スマホで車体を1周ぐるりと動画撮影する(特に元からある傷、凹み、ミラーの擦れなどはアップで撮る)。
  2. エンジンがスムーズにかかるか確認する。
  3. ブレーキの効き(前後)を確認する。
  4. ウィンカーとライトが点灯するか確認する。
  5. タイヤの溝がツルツルになっていないか確認する。
  6. ほんの少しでも乗ってメーターが動くか確認する。

こうしたチェックをお店や宿の人とすることで、返却時に不要な交渉をするのを防ぐことができますし、「しっかりチェックしているな」と思ってもらう効果もあります。ここでのコミュニケーションで距離を縮めておいたほうが、何かトラブルがあった際にも助けてくれる可能性が高まるので、こういうコミュニケーションは重要だと思っています。

【私の失敗談】

上記の確認手順の6番目にある、メーターの動作確認をしなかったことがありました。走り始めてガソリンを入れた後、幹線道路に出てからメーターが動かないことに気が付きました。しかしだいぶ走った後だったので、そのまま利用することになりました。

こんなことにならないように、1から6まで確認してください!

ガソリンは「空っぽ」が基本

日本(や世界の大部分)のレンタカーは「満タン貸し・満タン返し」が基本です。ですが、ラオス(というか東南アジア全般)では「ほぼ空っぽ貸し・空っぽ返し」が普通です。返す時にガソリンの量を確認されるようなこともありません。

メーターを見るとほぼ空の状態を指していることがほとんどです。なので、バイクを借りたら真っ先に最寄りのガソリンスタンド(Gas station)へ直行してください。多分借りるときもそのように言われると思います。ちなみに郊外のダート道に入るとスタンドはほぼありません。

「ブルーラグーンまで往復するだけ」なら、路上や民家の庭先でペットボトルに入れられて売られているガソリン(少し割高ですがいろいろなところで買えます)を入れるだけでも足りると思います。ただ、そうしたガソリンには多少のリスクがあるので、ガソリンスタンドがある場合にはそこで入れたほうが無難です。

給油量の目安&ガソリンスタンド(Gas Station)事情

「バイクを借りたらまずは給油」と書きましたが、バンビエンだとどこで入れるのがいいのか、という点です。

結論から言うと、街の中心部(国道13号線沿い)にある大きなガソリンスタンド「plus Gas Station Vang Vieng」で入れるのが良いです。おそらく、レンタルショップの人や宿の人にどこでガソリンを入れたらいいかと聞くと、ここのガソリンスタンドを教えてくれると思います。

バンビエンのミニバスのターミナル(空軍の空港跡地)沿いにあって、便利な場所にあります。広くてきれいですし、トイレもあります。また私が利用した時にはですが、スタッフは英語を多少話せる人でした。

街中の「ペットボトルガソリン」は最終手段

川を渡った後の西側エリアに入ると、正規のガソリンスタンドはほぼありません。代わりに民家の軒先で、ペットボトルに入ったガソリンが売られています。

これを入れてみたいという気持ちになるのですが、これは緊急用にしておきましょう。

ガソリンがなくなったという緊急事態には非常にありがたい存在ですが、価格がスタンドの1.5〜2倍ほどする上、不純物が混ざっているかもしれないリスクもあります。余計なトラブルを避けるためにも、バンビエン市内でガソリンスタンドで給油を済ませておきましょう。

上に地図を載せている「Plus Gas Station Vang Vieng」は広くてきれいなので、ここがベストだと思っています。

給油量の目安

ミッションなしのスクーターなら、2~3リットル(目安:30,000〜40,000キープ程度)も入れれば、ブルーラグーンやその他1〜2箇所往復して帰ってくるには十分な量になります。

燃料が「空だから」といって満タン(4リットル前後)まで入れてしまうと、使わない分はそのまま残すことになるので少しもったいない気持ちになります。これは返却時のガソリンの量は問わないという、東南アジア特有のルールのためです。そのため、その日の走行距離を計算して、少し余裕があるくらいの量を指定して給油するのがベストです。

とはいえ、何リットルにするかなんてわからないので、満タンまでは入れなくても、30,000キープも入れておけば十分だと思います。それでも不安な場合は、借りるときにレンタルショップやホテルの人、もしくはガソリンスタンドで聞いてもいいと思います。

バイクで移動したとして、その先で遊んだりご飯を食べたりするので、乗り続けるということもないですよね?もしバイクに乗り続ける前提なら満タン「Full」にしてもいいと思いますが、そんなに移動を頑張らないことをおススメします笑。ここはラオスで、バンビエンなのでゆっくり行きましょう。

バンビエンで給油時に金額を指定する方法

ガソリンスタンドに入って、給油する場所に近づいていくと、日陰から従業員が現れます。私のときは2回とも2人組で、セルフサービスではありません(とはいえフルサービスというわけでもありません笑)。

私は海外でレンタカーを借りている時は、給油は満タンを指定しています。辺鄙なところを走ることが多いので、何かあったときに困るのを避けるためです。ですが、東南アジアでは現地流に必要な分だけ入れています。

お店の人が何か聞いてくるので、というかここは給油量を聞いてきていると思います。英語が通じるかわからなかったのですが、「30,000キープ分お願いします(サーティサウザンドプリーズ)」と言ってみました。これが、通じたので、そのまま30,000キープ分いれてもらいました。

もし英語が通じないようならお金を見せるかスマートフォンで金額を表示してください。そうすると指定金額だということが通じると思います。

これだけといえばこれだけです。

バンビエンの道路事情と必須アイテム

最後に運転時の注意点です。街の中心部を抜けると、道はすぐに未舗装のダート道になります。

ダートではなくても、例えばブルーラグーン4に向かう際に通る国道13号線は、ラオスを南北に貫く幹線道路で、中国方面からビエンチャンに向かうルートでもあります。そのため、大型トラックがひっきりなしに通ります。昔に比べると一応舗装はされているとはいえ、道がまだあまりよくないという状況です。

そうした国道はあまりバイクで走りやすい道ではないかもしれません。しかい一方でのんびりと走れる道や、バイクで走るのにちょうどいい道、もあります。以下の点に注意して準備をするといいと思います。

  • 砂埃対策: 横を大型の車が猛スピードで追い抜いていく場合があるため、視界が真っ白になるほどの砂埃を浴びます。サングラスとマスク(または口元を覆うタオル)はあったほうがいいです。
  • 日焼け対策: それほど日差しが強くないと思っても、思った以上に日焼けします。乗り始める際に日焼け止めを塗っておきましょう。ヘルメットをかぶっていても首の後ろのあたりに注意です。ここも日焼けします。
  • 雨への対策: 雨が降った後は巨大な水たまりができ、泥でタイヤが滑りやすくなります。運転に自信がない方は、無理せずトゥクトゥクをチャーターするかバンビエン市内からのツアーに切り替えましょう。

事前準備とリスク管理さえしっかりしておけば、バンビエンでのバイクツーリングはよい思い出になります。田舎道をのんびり走って、牛の群れに道をふさがれたり、現地の子供たちに「サバイディー」と挨拶していくのは楽しいです。

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