※本記事の写真はすべて筆者が現地で撮影したものです
- プノンペンの主要4大マーケットそれぞれの特徴とみどころ
- 一番の推し「オルセーマーケット」と裏手路上市場のディープな魅力
- 旅のスタイルや目的に合わせたローカルマーケットの選び方と楽しみ方
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カンボジアの首都プノンペンには、巨大なドーム状の市場からローカル感たっぷりのマーケットまで、個性豊かな市場が点在しています。
「それぞれの市場はどんなとこ?」と思う方も多いと思います。そして「全部回りたいけど、時間がない!」そんな悩みも出てくると思います。
今回は、プノンペンにある主要な4つのマーケット(オルセーマーケット、セントラルマーケット、オールドマーケット、ナイトマーケット)を比較してみます。それぞれの違いと、旅の目的に合わせた楽しみ方を紹介します。
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一目でわかる!プノンペン4大マーケット比較

まずは4つの市場の雰囲気や特徴をまとめました。
| 市場名 | ローカル度 | 雰囲気・特徴 | こんな人におすすめ |
| オルセー マーケット | ★★★★★ | 圧倒的な物量と熱気!活気あふれる巨大卸売市場。場外市場のカオスと熱気。 | 【イチオシ】ディープなローカル体験がしたい |
| セントラル マーケット | ★★★☆☆ | アールデコ建築が美しいランドマーク。一度は行っておきたい。有料トイレあり。 | 綺麗で歩きやすい市場でお土産を探したい |
| オールド マーケット | ★★★★☆ | リバーサイド近くの飾らない日常市場。ただ、雨の日はとても歩きにくい。 | 散策ついでに地元の暮らしを覗きたい |
| ナイトマーケット | ★★☆☆☆ | 屋台グルメとオープンエアのお祭り感がある。縁日の夜店のような雰囲気。 | 夜の風に吹かれて食べ歩きを楽しみたい |


【一番おすすめ】オルセーマーケット:これぞ「プノンペンの市場」!裏手の路上もカオス

プノンペンの市場でどこかひとつだけ選ぶとしたら、個人的には間違いなく「オルセーマーケット」です。ここが一番の推しです。
- 豊富な品揃えと構造: 市場内の細く入り組んだ通路の両脇には、衣料品や生地、日用品、調理器具などが高く積み上げられています。すれ違うのも難しいような場所もあって、みんな声をかけながら進んでいます。さらに奥へ進むと迷路に入り込んだような感覚になります。
- 地元の取引風景: 市場内は買い物客や仕入れ業者でとても混雑しています。どちらかというと個人の売買というより仕入れ感が多そうでした。観光地化されていない、現地の人々の日常的な商売の雰囲気が伝わってきます。



観光客向けにおしゃれに整えられた市場ではなく、現地の人々や地方からの仕入れ客でごった返す、「アジアの市場」と言えると思います。



見どころ:建物裏手に広がる「路上の生鮮市場」
オルセー市場の本当の面白さは、3階建ての建物内部だけではありません。建物の裏手から周囲の路上の両側に並んでいる生鮮食品を扱うお店です。


場所はこのあたりの通りです↓
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- ありとあらゆる食品: 道路の両脇には、山盛のフルーツ、採れたての野菜、生きたままの川魚、切り分けられた肉などが並んでいます。通りをちょっと進むだけで売られている商品に目を奪われます。
- プノンペンのエネルギー: 買い出しをする現地の人々でごった返しています。さらにお店の間を縫うように走る自転車やバイク、それに荷物を運ぶ台車が混じります。東南アジア特有のカオスとエネルギーがダイレクトに伝わってきます。



迷路のようなカオス感を全身で味わいながら歩くだけで、「いま東南アジアにいる!カンボジアにいる!」という感覚になれる場所です。



セントラルマーケット:建築美とお買い物しやすさが魅力の王道スポット
プノンペンのランドマークとして有名な「セントラルマーケット」です。おそらくガイドブックなどで紹介される市場としてはこちらが最も有名だと思います。
上の地図で見てもユニークな形をしていますが、中央の建物はドームになっていて、天井がとても高いです。

1937年にフランス統治下で建てられたようです。こうしたフランス時代の建築は、外観を見るだけでも訪れる価値があります。中央のドームは貴金属がメインになっている売り場で、いつ行っても空いていてあまり人がいません。


- 初心者でも安心: ドーム内は風が通って比較的涼しいのが特徴です。ドームを中心に放射状に伸びる通路があり、通路によって売られているものが異なります。また。他のローカル市場のような狭さや圧迫感もなく、広々しています。
- 観光客向けの品揃え: 市場の中央の建物の中は貴金属などの宝飾品がメインです。ですが放射状に延びる建物には、時計、Tシャツやアジアン雑貨、民芸品などが並んでいます。観光客にとっても使いやすいと思います。そして一番外側には飲食店が並んでいます。


「ローカルすぎるディープな空間はちょっと緊張する」「ある程度綺麗なお店でお土産を選びたい」という方の最初の1軒目としてはここがいいと思います。ただし、他のマーケットと比べるとおみやげ物も多少割高です。



オールドマーケット(プサーチャ):リバーサイド近くの飾らない日常風景
観光客で賑わうリバーサイドエリアから徒歩圏内にあるのが「オールドマーケット」です。おそらく最もカンボジアの日常に近い市場だと思います。ナイトマーケットの裏手にあたるエリアで、このエリアにはおいしい食堂も多いです。
- 飾らないローカル感: 観光地化されすぎておらず、近所に住む人々が毎日の食材や日用品を買いに来る生活感あふれる市場です。その分、特に市場の中は観光客にとってはハードルは高いかもしれません
- 朝の散歩におすすめ: 早朝から午前中にかけて訪れると、食材を買い求める地元の人々で賑わいます。市場の中には貴金属から食事する場所もあります。ただし午後からは閉まってしまう店も多いです。外側には民芸品を扱う店もあります。

市場としてはサイズ感も大きすぎずコンパクトなため、川沿いの散策がてら立ち寄ってみるくらいがいいと思います。雑貨や衣類などは他のマーケットよりは安いです。ただ市場の中や周辺は足場が良くないので、雨の日はサンダルだと厳しいかもしれません。そういう意味でも少し上級者?向けでもあります。市場の中や周辺は地元の人たちでにぎわうおいしいお店が多いです。


ナイトマーケット:川沿いの夜風と屋台フードを満喫
夕方17時頃から活気をおびてくるのが、トンレサップ川沿いにある「ナイトマーケット」です。
- お祭り気分のオープンエア: 服飾品やアクセサリーの露店が並び、観光客や地元の若者で賑わいます。東南アジアや台湾の「夜市」のような雰囲気です。この中にはオープンステージがあり、ステージでは地元の歌手が大音量で歌っていたりします。
- マットに座って味わう屋台グルメ: 中央の広場にはゴザやマットが敷かれており、周りの屋台で買った料理をいただくことができます。夏祭りや縁日のような雰囲気です。地元の人と仲良くなるには最適な場所かもしれません。

日中の観光を終えたあと、夜涼みしながら現地語の歌をBGMに聞きながら屋台めしをつまむのに最適なスポットです。市場で売られている商品はカンボジア独特のものは少なくて、お土産の買い物という意味ではあまり見るべきものはないかもしれません。


まとめ:あなたのスタイルに合わせた市場巡りの楽しみ方
プノンペンの市場は、どこも違った「顔」を持っています。
- 圧倒的な熱気とディープな体験を求めるなら: オルセーマーケットがおススメ。市場内に入ってみてその熱気を感じつつ。市場の裏手へ回ってカオスを感じてほしいです。目を奪われること間違いなしです。
- 建築鑑賞や快適なお買い物を楽しむなら: セントラルマーケットがおススメです。ただしここは他のマーケットと比べると多少割高のようです。外側にある飲食は割高ではないし、おいしいお店が多いです。
- 市民の台所としてローカルの日常を感じるなら: 早起きして散策ついでにオールドマーケットがいいと思います。朝はカオス感を感じることができます。市場の中には食堂があって、そこも朝がにぎわっています。ただし、市場の周辺は足場が悪く、雨が降った後はいたるところに水たまりができています。サンダルで行く場合は注意が必要。
- 夜の雰囲気とローカルフードを楽しむなら: 1日の一最後にナイトマーケットへ。ここは買い物というより、縁日感覚で、地元の歌手の歌を聴きながら食べ歩くのがいいと思います。トンレサップ川の夜景もきれいです。
それぞれの空気感の違いを比べながら、ぜひプノンペンの街の活気を体感してみてください!
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