【韓国・仁川】LCC/ハイブリッドエアライン利用時の満足度を高める『Matinaラウンジ』比較&活用術

筆者が訪れた韓国の仁川空港で、プライオリティパスで入れるMatinaラウンジでアレンジして作ったビビンパを撮った写真 韓国
仁川空港のMatinaラウンジ©2026 imadoko-imakoko.com

※本記事の写真はすべて筆者が現地で撮影したものです

この記事でわかること
  • LCC/ハイブリッド便の弱点をカバーし、旅全体の満足度を高めるプライオリティパス活用術
  • 仁川のプライオリティパスラウンジで、スカイハブやアシアナより「マティナ」を選ぶ理由
  • 仁川国際空港の「Matinaラウンジ」は搭乗ゲートによって「西」と「東」を使い分ける

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これまで27回ほど韓国を訪れてきましたが、そのルートといえば、街中へのアクセスが良い金浦空港からスターアライアンス便(ANAやアシアナ航空)を利用することが多かったです。

しかし、最近のサーチャージの上昇を中心とした航空券の価格とサービスのバランスを考えると、毎回フルサービスキャリア(FSC)を選ばなくてもいいかも、と思っていました。

今回は、2026年のGW直前に予約することになったこともあり、移動コストを抑えられる選択肢として、新興ハイブリッドサービスキャリア(HSC)として話題の「パラタ航空」を選び、久しぶりに成田-仁川を利用することにしました。

筆者が搭乗したパラタ航空ParataAirの機内から窓を通して眼下に広がる山々を撮った写真

機内食や無料サービスが削られているLCCやハイブリッドエアラインですが、実は「プライオリティパス」をうまく組み合わせることで、フルサービス便以上に満足度の高い「コスパ抜群のルート」を作ることができます。

今回は、移動コストを抑えつつ空港滞在の質をグッと上げるラウンジの選び方や、当日のパラタ航空(22番ゲート)からの具体的な動線について詳しくご紹介します。

LCC・ハイブリッド便×プライオリティパスで「コスパと満足度」を極大化する

旅の移動コストを考える際、「航空券の安さ」だけに目を向けてLCCを選択すると、機内食がなかったり、受託手荷物分が含まれていなかったり、シートピッチ(座席の前後の間隔)が狭かったりと、追加コストがかかったり疲れたりして旅の満足度が下がってしまうことがあります。

ここで少し考え方を変えてみると、選択肢が一気に広がります。

航空会社をLCCとFSC(フルサービスキャリア)の中間であるハイブリットキャリア(HSC=Hybrid Service Career)に変更すると、一定のシートピッチと受託手荷物を確保することができます。 こうしたハイブリッド航空会社は日本に就航している便としては、エアプレミアやパラタ航空があります。

筆者が搭乗したパラタ航空ParataAirが成田空港に駐機されていて、そこに荷物が運び込まれているのを撮った写真

そしてあとは搭乗直前に一定の食事を確保できれば、搭乗後は寝ていられるので、満足度を維持しやすいです。

こちらの面で重要になるのがプライオリティパスです。

  • 航空券代: ハイブリッドキャリア(パラタ航空など)の利用で移動コストを節約しつつ、一定の条件を確保して満足度を維持
  • 空港での食事・滞在: プライオリティパスでビュッフェやアルコール、快適な座席を利用し、搭乗後の睡眠に備える

この2つを確保できると、空港での時間が移動のための「待ち」や「準備」の時間ではなく、ワクワクする空の旅のスタートを感じる時間になります。

筆者が訪れた韓国の仁川空港で、プライオリティパスで入れるMatinaラウンジで食べたサラダとビールを撮った写真

例えば、仁川空港の制限エリア内でまともな食事とドリンクを注文すると、1人あたり2,000〜3,000円ほどかかります。2人でさらにビールをもう1杯ずつ追加してしまうと、8,000円近くになります。

移動費用は必要な分だけになるようスマートに削り、削った分の快適さをラウンジで補うというこの組み合わせは、旅全体のコストパフォーマンスと満足度を同時に高めてくれる非常に合理的なスタイルだと思っています。

スタアラ便ならSQラウンジ。ではLCC/HSC便ならどこへ行く?

仁川空港第1ターミナルでスターアライアンス便を利用する際、個人的に最も満足度が高いと感じているのは「シンガポール航空(SilverKris)ラウンジ」です。空間の落ち着きやフードの質を含め、フルサービスキャリア(FSC)ならではの上質な時間を過ごせます。

スタアラ利用で空港ラウンジに行こうとしたときに、シンガポール航空のラウンジは総じてどこも満足度が高いです。バンコクでスタアラを使うときはシンガポール航空のラウンジ一択です笑

こちらがバンコクのシンガポール航空のラウンジ↓ 中央にあるバーが素晴らしい!バンコクのスタアララウンジはここがBestだと思っています。

筆者が訪れたバンコクのシンガポール航空のラウンジでバーカウンターの様子を撮った写真

一方で、今回利用したパラタ航空のような独立系のエアラインに乗る際は、スターアライアンスのラウンジは基本的に利用できません。ただし、プライオリティパスでは入れるエアラインラウンジもあります。例えば仁川空港ではプライオリティパスでアシアナラウンジに入ることができます。

ということでプライオリティパスの出番となるわけですが、対象となるラウンジ(スカイハブ、アシアナ、マティナなど)を比較した際、私が最も満足度が高いと感じて利用しているのが「Matina(マティナ」ラウンジです。

スカイハブやアシアナよりも「Matina(マティナ)」の満足度が高い2つの理由

PriorityPass対象のラウンジは3種類(6か所)あります。Matina以外に、アシアナ航空のビジネスラウンジとSKY HUB LOUNGE/スカイハブラウンジがあり、それぞれ良さがあります。

  • アシアナ航空ビジネスラウンジ:とても広いこともあって、空いています。ソファー席も多くてゆったりくつろぐのには最適です。そういう目的であればアシアナがベストかもしれません。ただしラウンジ内の食事は軽食が中心です。
  • スカイハブラウンジ:フードのメニューはMatinaと同様で、ホットミールも充実しています。そして意外と重要なのが、ビールです。ここはKellyの生ビールがあります。Kelly派はスカイハブラウンジになるかもしれませんね笑。また、こちらはオペレーションの関係もありますが、混雑していることが多い印象です。

これらのプライオリティパスラウンジの中で、アシアナのビジネスラウンジはくつろげますがフードは軽食中心になってしまいます。そうなるとフードやドリンクではSKY HUB LOUNGEとMatinaラウンジの比較になると思います。では、なぜMatina(マティナ)が満足度が高いと感じているのか、そこには明確な2つの理由があります。

マティーナラウンジの豆腐スープ

筆者が訪れた韓国の仁川空港で、プライオリティパスで入れるMatinaラウンジで食べたとーふスープとサラダを撮った写真

0. SKY HUB LOUNGE(スカイハブラウンジ)のドリンク&フード

2024年のスカイハブラウンジの様子です。ホットミールが充実しています。この写真だけではMatinaと変わらないですね笑

サラダ類や、おでん、てんぷらもあります。

Kellyビールが…ビールの銘柄は意外と重要です!羽田の第2ターミナルでも、プライオリティパスラウンジにはエビスの生ビールがあるので、これはこれで重宝しています。

このように、スカイハブラウンジもホットミールが充実しています。混雑の度合いがタイミングによって異なるので、空いているようであればSKY HUB LOUNGEでも良いと思います。MatinaとSKY HUB LONGEは仁川には西と東にありますが、それぞれどちらも隣同士にあります。

1.Matinaは食事のクオリティが相対的に高い

Matinaマティナは、料理の品数や温かいホットミールの味付けにおいては、頭一つ抜けていると感じています。おいしいです。そして生ビールはCASSです!

ジョッキを置くと、下から生ビールが入るタイプです↓

トッポギやプルコギ、ビビンパ、各種スープ類など、本格的な料理が並びます。機内食が出ないフライトを控えている身としては、出国前に美味しい韓国料理を食べ納めできる価値は大きいです。

写真で見るとSKY HUB LOUNGEとあまり変わらないのですが、マティーナのほうがおいしいと思います!

筆者が訪れた韓国の仁川空港で、プライオリティパスで入れるMatinaラウンジでご飯が入っているジャーとスープが入っている容器を撮った写真

2. Matinaはオペレーションによって回転率が良く、待ち時間(タイパ)が少ない

仁川空港のラウンジはどこも混雑しやすいのが難点ですが、これまで何度か利用してきた経験上、マティナラウンジはスタッフさんの誘導が適切で、混雑時には少人数で4人テーブルを確保されないような運用がされています。

そのためか座席の回転率が良く、行列ができていても比較的スムーズに入場できます。

出発前の時間を「並ぶ時間」になるべく取られないようにするというのも、タイパを考えると重要な要素です。

Matinaラウンジのスープとおでん↓

パラタ航空(22番ゲート)ならMatinaマティナの「東」が至近

ラウンジ自体の満足度が高くても、搭乗ゲートまで遠いと移動のストレスが生まれてしまいます。

マティナラウンジは第1ターミナルの「東側」と「西側」の2箇所にありますが、今回利用したパラタ航空の搭乗ゲートは22番でした。仁川空港第1ターミナルのゲート配置は以下のようになっています。

  • 1〜28番ゲート: 東側エリア(11番ゲート付近の「マティナ東」が近め)
  • 29〜50番ゲート: 西側エリア(43番ゲート付近の「マティナ西」が近め)

今回のパラタ航空は22番ゲートから出発する予定だったため、11番ゲート近くにあるマティナラウンジの「東」との距離が非常に近く、移動のロスが全くありません。

ちなみに、マティナの「西側(West)」はこちら↓

食後に慌てることなく、出発直前までラウンジでくつろげるため、心理的なゆとりにも繋がります。

Matinaラウンジのパンやシリアルが置かれているカウンター↓

筆者が訪れた韓国の仁川空港で、プライオリティパスで入れるMatinaラウンジでパンやシリアルが置いてあるカウンターを撮った写真

【実食レポ】フライト前に「大満足の一食」を楽しめる充実ぶり

2026年GWに久しぶりに訪れたマティナラウンジ「East」ですが、相変わらず満足度の高いラインナップでした。

  • 前菜・サラダ: コールドパスタやパエリアなどの前菜や各種小鉢、またバリエーション豊富なサラダはビビンパのアレンジに重宝します
  • 韓国料理: 定番のトッポギ、チャプチェ、プルコギ、キムチなど(どれもしっかりした味付け)、そしてアレンジすることでできあがるビビンパ
  • ホットミール: チャーハン、パスタ、チキンやポテトなど揚げ物やミックスベジタブルなどの炒め物、温かいスープ類
  • その他フード: 豊富なデザートとして、カットフルーツや一口スイーツ、その他シリアル、韓国のカップラーメン
  • ドリンク: 定番の冷たいドリンクやアルコール類、ホットドリンク、そして韓国ならではのものとしてシッケも

マティナラウンジのホットミール。バリエーションが豊富でおいしいです↓

筆者が訪れた韓国の仁川空港で、プライオリティパスで入れるMatinaラウンジでホットミールが並んでいるカウンターを撮った写真

ホットミールコーナーとサラダのエリアも含めて、自分なりのアレンジを聞かせたビビンパを作って楽しんでいます。こうしたアレンジを聞かせた料理も韓国料理の楽しみでもあると思います。

Matina-eastラウンジで、アレンジをきかせたビビンパ↓

筆者が訪れた韓国の仁川空港で、プライオリティパスで入れるMatinaラウンジでアレンジして作ったビビンパとサラダを撮った写真

トッポギやプルコギは生ビール(サーバー完備)との相性も抜群で、少しずつ色々な料理を味わえるのが魅力です。またデザートもフルーツの種類が多いので、フルーツ類だけでも満足度が高いです。

航空券のコストを抑えた分、空港でしっかりした食事と生ビールが無料で楽しめるのは、プライオリティパスを持っていて良かったと思える瞬間です。

マティーナラウンジのサラダと前菜。上の段の小鉢がいつも楽しみです↓

筆者が訪れた韓国の仁川空港で、プライオリティパスで入れるMatinaラウンジでサラダや前菜のパスタを撮った写真

まとめ:賢くコストを抑え、空港での体験価値を上げる帰り道

普段は金浦空港やスターアライアンス便を中心に使っていますが、今回の「パラタ航空×プライオリティパス(マティナラウンジ)」という組み合わせは、コスパと旅の満足度をどちらも高める選択肢でした。

Matina東側ラウンジのフルーツとデザート↓

筆者が訪れた韓国の仁川空港で、プライオリティパスで入れるMatinaラウンジでデザートやフルーツを撮った写真
  • 移動費はフルサービスキャリアにこだわらずスマートに抑え、ラウンジの豪華な食事で体験価値を補う
  • スタアラ便以外なら、食事の質と回転率が良い「マティナ」が最も満足度が高い。もしスタアラに割安に乗れるならシンガポール航空ラウンジ一択
  • 22番ゲート出発ならMatinaラウンジの「East-東」が至近でタイパも抜群

可能なら移動費用は抑えたいけれど、LCCはちょっと… という方は、ハイブリッドのキャリアも検討してみてください。そして旅の最後にローカルフードをつまみに生ビールで優雅に過ごしたい、という場合は、プライオリティパスを考えてみてください。

そして仁川空港でマティナラウンジを活用するルートを試してみてください。

マティナ東ラウンジのデザートカウンター↓

筆者が訪れた韓国の仁川空港で、プライオリティパスで入れるMatinaラウンジでデザートがたくさんあるカウンターを撮った写真

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筆者が搭乗したパラタ航空ParataAirの機内から翼と翼の先端に描かれたパラタ航空のマークを撮った写真

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