関東三大七夕は阿佐ヶ谷じゃなかった!?東南アジアのナイトマーケット感漂う「狭山市入間川七夕まつり」の歴史・見どころ・花火の穴場まとめ

筆者が訪れた狭山市入間川七夕まつりの矢来飾りの様子を撮った写真 日本
狭山市入間川七夕まつり©2026 imadoko-imakoko.com

※本記事の写真はすべて筆者が現地で撮影したものです

この記事でわかること
  • 関東三大七夕の1つ「狭山市入間川七夕まつり」の歴史と魅力
  • 幻想的な雰囲気の中にある東南アジアのナイトマーケットのようなディープな熱気
  • 納涼花火大会のベストポジションとオプション&混雑・アクセス対策

この記事には広告が含まれています


関東の「三大七夕まつり」と聞いて、どこを思い浮かべますか?

「平塚(神奈川)」と「阿佐ヶ谷(東京)」、そして「あと1つはどこだろう…?」と思っている方も多いのではないでしょうか。実は私もそう思っていた一人なのですが、調べてびっくりしました!

正解は「湘南ひらつか(神奈川県)」「茂原(千葉県)」「狭山(埼玉県)」の3つだったんです!

阿佐ヶ谷が入っていないということに最も驚きました笑

今回は「狭山市入間川七夕まつり」に実際に行ってみて、隅々まで観察してきました!この狭山市の七夕は仙台に次いで古い歴史があります。そしてそのスケールの大きさと東南アジアのようなローカルな熱気を感じました。その歴史や見どころ、そして納涼花火大会を鑑賞するベストポジションまで、来年行く方の参考になる情報をお届けします。

筆者が訪れた狭山市入間川七夕まつりでちいかわがモチーフになっているの矢来飾りの様子を撮った写真

狭山市入間川七夕まつりとは?歴史と魅力

「狭山市入間川七夕まつり(さやまし いるまがわ たなばたまつり)」は、埼玉県狭山市で毎年8月上旬に開催される夏の大イベントです。2026年は8月1日(土)8月2日(日)の2日間でした。

場所は最寄り駅としては西武新宿線の「狭山市駅」です。駅前の「狭山市駅西口市民広場」から七夕通り一帯に七夕飾りが並んでいて、夜店が出ています。

2026年 狭山市入間川七夕まつり 狭山市公式ウェブサイト

筆者が訪れた狭山市入間川七夕まつりで狭山市駅にたなばた祭りの幟でていてそれを撮った写真

江戸時代から続く伝統の祭り

その歴史は古く、江戸時代中期にまで遡ると言われています。元々は無病息災や五穀豊穣を祈願して、各家庭や商店の軒先に竹飾りを立てたのが始まりとされています。

昭和初期からは商店街を中心に本格的な七夕飾りが行われるようになり、戦後の復興とともに規模が拡大したようです。西武鉄道の「狭山市駅」の駅前からかなり広範囲にわたって飾り付けがされています。

現在では「関東三大七夕まつり」の一つに数えられるまでに発展しました。あとの2つは「湘南ひらつか七夕まつり」と「茂原七夕まつり」です。

筆者が訪れた狭山市入間川七夕まつりで狭山市駅と七夕祭り会場との間の人の混雑ぶりを撮った写真

狭山七夕まつりの大きな見どころ3選

筆者が訪れた狭山市入間川七夕まつりで大きな矢来飾りの様子を撮った写真

① 約1.5kmに及ぶ「矢来(やらい)飾り」や「竹飾り」

一番の魅力は、西武新宿線「狭山市駅」西口から七夕通り商店街を中心に、約1.5kmにわたって並ぶ130本以上の「矢来(やらい)飾り」「竹飾り」です。

筆者が訪れた狭山市入間川七夕まつりで矢来飾りの構造がわかるような道の両側に柱が立っていてその間を棒で渡してあるのを撮った写真

「矢来(やらい)飾り」というのは、通りの両側に柱を立てて、そこに七夕飾りをつり下げる独自の飾り方です。もともとは仮の骨組みを意味する「矢来」に由来しています。

商店街の人々や市民の手によって一つひとつ作られた矢来飾りや竹飾りは、大きく迫力満点です。そしてこの地元の人たちが手作りしているというのがこの狭山市の七夕の特徴です。

また、1枚1枚に願いが込められている色鮮やかな紙が一面に張り付けられているところもあります。こうした色とりどりの短冊を眺めながら、大きな吹き流しの下を歩くだけで、非日常のワクワク感に包まれます。

「狭山市入間川七夕まつり」の会場マップ

筆者が訪れた狭山市入間川七夕まつりで矢来飾りの構造がわかるような吹き流しを撮った写真

② 夕暮れから始まる「幻想的なライトアップ」

昼間の鮮やかさも素敵ですが、夕方から夜にかけての雰囲気もとても良いです。
竹飾りに飾られた提灯や灯篭にあかりがつくと、街全体が温かな光に包まれます。この幻想的な夜景の中をゆったり写真を撮りながら散策するのがおすすめです。

筆者が訪れた狭山市入間川七夕まつりで夕暮れ時に提灯などに明かりが灯り始めたころの様子を撮った写真

③ 活気あふれる出店(屋台)と沿道イベント

七夕まつり期間中は、沿道に数多くの屋台・出店がズラリと立ち並びます。この数は壮観です。定番の屋台グルメはもちろん、地元の商店会などが地元の名産を販売している屋台もあります。狭山茶を使ったスイーツやインドレストランが出店しているエスニック料理などが味わえるのもポイントです。

また、花火は1日目だけですが、2日目には阿波踊りのパレードも開催されます。その他特設ステージでのイベントがたくさんあります。街全体がお祭りムード一色になります。

イベントのスケジュールは入間川七夕まつり特設サイト(公式ホームページ)にあります。

筆者が訪れた狭山市入間川七夕まつりでやらい飾りと多くの屋台と多くの人を撮った写真

まるで東南アジア!?地元商店会の熱気とディープなカラオケ大会

今回現地を歩いていて特に印象的だったのが、沿道や地元商店会のイベント会場からあふれ出る独特のディープな熱気でした。

屋台がギッシリと並び、熱気が立ちこめる中、商店会の特設会場では地元の人々によるカラオケ大会が盛り上がっていました。大きめのボリュームで歌声が響き、観客の歓声・拍手が起こる様子は、どこか東南アジアのナイトマーケットを彷彿とさせます。

筆者が訪れた狭山市入間川七夕まつりで地元の商店会の出店イベント会場でカラオケ大会が開かれていたのを撮った写真

洗練された観光イベントというだけでなく、地域の人々の生活やパッションがそのままお祭りのエネルギーになっているような感覚です。このカオスで活気あふれるローカル感も、狭山七夕まつりならではの大きな魅力だと感じました。

地元の商店会の出店会場で行われていたカラオケの様子↓ この写真の一番奥にステージがあってそこで歌っていました。雰囲気はタイやラオスのナイトマーケットに近くて、旅行を思い出してニヤニヤしてました笑

筆者が訪れた狭山市入間川七夕まつりで地元の商店会の出店イベント会場でカラオケ大会が開かれていたのを会場の入り口から撮った写真

【保存版】納涼花火大会を観るベストポジション

狭山七夕まつりの初日夜(土曜日の夜)には、入間川の河川敷で納涼花火大会が開催されます。夜空と入間川を彩る花火は必見!実際に現地で確認したおすすめ鑑賞スポットをまとめました。

筆者が訪れた狭山市入間川七夕まつりでの花火大会の花火を撮った写真

打ち上げ場所と時間

2026年は8月1日に2000発の花火が打ち上げられました。

  • 場所:入間川河川敷(昭代橋〜新富士見橋の間)
  • 時間:19:30~20:00
筆者が訪れた狭山市入間川七夕まつりでの花火大会の盛り上がった瞬間の花火を撮った写真

おすすめの鑑賞スポット

おすすめは断然1.です。最初はよくわからず3.にいて、その後2.に向かってその後1.にたどり着いたのですが、最初から1.に行けばよかったと思いました。ただ、穴場は4.かもしれないとも思っています。4.が穴場かどうかは来年検証しようと思っています笑。そしてこれは前もって準備が必要ですが、5.有料席という選択肢もあります。

1. 入間川河川敷公園(一番人気!迫力重視ならココ)

  • 特徴: 打ち上げ場所の目の前に位置するため、頭上で弾けるような臨場感と迫力を楽しめます。ここは場所を選べば本当に素晴らしい眺めが得られます。
  • ポイント: 一番人気のエリアなので、良い場所を確保したい場合は夕方早めに到着しておく必要がありそうです。ただし、そこまで場所取りにこだわらなくても歩きながらでも見ることが可能です。

2. 新富士見橋周辺(橋の上からの眺め)

  • 特徴: 入間川に架かる橋の周辺からは、川面に映る花火と一緒に鑑賞できます。
  • 注意点: 花火が始まる少し前から、橋の上で立ち止まることが禁止(通行規制)されます。そのため、橋のたもと付近のエリアを狙うのがコツです。あるいは落ち着かないかもしれませんが、橋を移動しつつ、往復しながら眺めるということも可能そうでした。

3. 狭山市役所周辺の広場・高台周辺(見晴らしの良い場所を選ぶ)

  • 特徴: 河川敷より一段高い位置にあるため、場所によっては視界が開けているところもあります。ただ、住宅や木々などがあるので、入間川に出たほうがいいと思います。
  • ポイント: 打ち上げ場所からも比較的近く、視界が開けたところを確保できるかどうかがポイントです。場所が良ければゆったり見ることができます。花火が打ちあがり始めて、花火を見る際に視界が遮られるかどうかを確認して、もし見にくいようであれば速やかに入間川方面に向かうことをおススメします。

4. 狭山市駅西口ペデストリアンデッキ(人ごみを少し避けるなら)

  • 特徴: 駅直結のデッキから遠目に花火を眺めることができると思います。ここにも早い時間から並んでいる人がいました。
  • ポイント: 「混雑を避けてゆっくり見て、雰囲気だけ楽しんで帰りの混雑の前に帰りたい」という方には特に穴場かもしれません。

5. 確実にゆったりと見たいなら思い切って有料席

  • 特徴: 新富士見橋の手前北側に有料席があります。全29料金帯で300円 ~ 100,000円とのことです。詳細はこちら有料チケット情報(花火・ステージ観覧)
  • ポイント: 有料席でなくても見晴らしは良さそうではあります。ただ、当日確実に見たい場合には空き状況と金額にもよりますが選択肢に入ると思います。

筆者が訪れた狭山市入間川七夕まつりで七夕祭り会場から狭山市駅に向かう混雑ぶりを撮った写真

アクセス&混雑対策アドバイス

来年訪れる方のために、知っておくと得するポイントをまとめました。

  • 電車でのアクセスが絶対おすすめ!
    会場へは西武新宿線「狭山市駅」西口を出てすぐ。駅を出た瞬間からお祭りエリアです。
    祭り期間中は周辺道路で大規模な交通規制がかかり、駐車場も非常に少ないため、車よりも電車利用がスムーズです。
  • 一番混雑する時間帯
    初日の17:00〜花火終了直後(20:30頃)が混雑のピークになります。
    帰りの切符はICカードに事前チャージしておくか、あらかじめ購入しておきましょう。
  • 持って行くと便利なもの
    レジャーシート(花火を座ってみるなら)
    ハンディファン・冷感タオル(熱中症対策)
    虫除けスプレー・ウエットティッシュ(河川敷や屋台エリアで重宝します)
筆者が訪れた狭山市入間川七夕まつりで地元のお店とお店の前で浴衣の子供を撮った写真

おわりに

「関東三大七夕って、阿佐ヶ谷じゃなくて狭山だったんだ!」というきっかけから訪れた「狭山市入間川七夕まつり」でした。

実際に現地へ行ってみると、歴史あるやらい飾りや竹飾りの美しさだけでなく、東南アジアのナイトマーケットを思わせる活気やカラオケ大会のディープな盛り上がり、そして夜空を彩る花火と、見どころ満載のお祭りでした。

来年の夏の予定に、ぜひ「狭山の七夕」をチェックしてみてください。

筆者が訪れた狭山市入間川七夕まつりで矢来飾りとその下に屋台がずっと続く様子を撮った写真

コメント

タイトルとURLをコピーしました