※本記事の写真はすべて筆者が現地で撮影したものです
- フロントから地下サウナを利用する際の一連の流れと混雑を避けるための狙い目の時間帯
- 宿泊者特典(1日1回無料)や営業時間(18:30まで)などの利用ルールと備品情報
- 天井の形にも工夫がある2種類のサウナ(95℃高温・ミスト)と3種類のお風呂(43℃・39℃・25℃)
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ソウルのホテルを探していると、「駅近で便利なだけじゃなくて、ちょっと特徴のあるホテルに泊まってみたい」「コスパが良くて旅の満足度が上がるホテルはないかな?」と考えることがありませんか?
そんなとき選択肢のひとつとしておすすめしたいのが、東大門エリアにある「ヨンビンホテル(迎賓ホテル)」です。

一見するとクラシカルな雰囲気のシンプルなホテルですが、実は地下にローカルなサウナ(大衆浴場)が併設されています。朝起きて地下でサウナに入り、身体が温まったところで街へ朝食を食べに出かける、そんな過ごし方ができるのが、このホテルの面白いところです。
今回は、ヨンビンホテルの地下サウナの設備や詳しい温度設定、宿泊者が知っておきたい利用ルールについてまとめました。
ヨンビンホテルのサウナのカウンター。

ヨンビンホテルの基本情報とアクセス
旅行の計画を立てる際や、現地での移動時に役立つ基本情報をまとめました。ハングル表記や住所も載せていますので、タクシーの移動やナビアプリでの検索時に活用してみてください。
ホテル概要
| 項目 | 内容 |
| ホテル名 | ヨンビンホテル(迎賓ホテル / 영빈ホテル)Yongbin Hotel |
| 住所 | ソウル特別市 中区 退渓路56ギル 18(서울특별시 중구 퇴계로56길 18) |
| 最寄り駅 | 地下鉄2・4・5号線「東大門歴史文化公園(トンデムンレキシブンカコウエン)駅」5番出口から徒歩約5分 地下鉄3号線「東大門入口(トンデムンイック)駅」3番出口から徒歩約8分 |
| チェックイン / アウト | チェックイン 15:00〜 / チェックアウト 〜11:00 |
| 客室設備 | バスタブ(全室完備)、無料Wi-Fi、エアコン、テレビ、冷蔵庫、ドライヤー、ウォーターボトル1人1本、歯ブラシなどのアメニティ類 |
| 日本語対応 | フロントで簡単な日本語が通じます |


地下サウナの営業データ
| 項目 | 内容 |
| 営業時間 | 6:30〜18:30(早朝がにぎわっています。夕方までの営業のため、残念ながら夜間の利用はできません) |
| 宿泊者特典 | 1日1回 無料(2回目からは有料) |
| 設備- サウナ | 高温サウナ(約95℃)、低温ミストサウナ(ピョンサン・平床あり) |
| 設備- お風呂 | 高温風呂(43℃)、低温風呂(39℃)、水風呂(25℃) |
| その他の設備 | コインロッカー、鍵付き靴箱、あかすり、マッサージ(30,000ウォン~)、床屋さん、無料の塩やタオル/ボディタオル、ウォーターサーバー |
サウナのカウンターと浴場への入り口。

浴場入り口に積まれている各種タオル類。右側が入口です。

最寄り駅からの分かりやすい行き方と周辺情報
最寄り駅は複数の路線が乗り入れる「東大門歴史文化公園駅」です。
5番出口を出たあと、ホテルがあるのは大通りの反対側ですが、この大通りを渡るのが難しいです。交差点側に少し戻るようにして渡ったほうが良いと思います。渡った後、2つめになる角を左に曲がって少し歩くとホテルが見えてきます。大きな通りから少し奥に入った場所にあるため、夜間も比較的静かに過ごせます。
5番出口を出たところにあるウリ銀行でクレジットカードのキャッシングが可能です。
東大門のショッピングエリアや市場、美味しい食堂が集まるエリアへも徒歩圏内なので、朝サウナに入ったあとの朝食探しや、夜の散策にも便利な立地です。
ヨンビンホテルへの道。正面に見えているのがヨンビンホテルです。

宿泊者は1日1回無料!サウナの利用ルールと備品情報
ヨンビンホテルの地下サウナを利用するにあたって、あらかじめ知っておくと便利なポイントがいくつかあります。
- 宿泊者は1日1回無料で利用可能 ホテルに滞在している間、1日1回は無料でサウナを利用できます。コスパ良く旅を楽しみたい方にはとても嬉しい特典です。
- 営業時間は夕方(18:30)まで 営業時間が朝6:30から夕方の18:30までとなっているため、夜遅い時間の利用はできません。そのため、「朝起きて出かける前に入る」という使い方がメインになります。
- 夜のお風呂は部屋のバスタブで 「夜もゆっくりお湯に浸かりたいな」という場合でも、客室にバスタブ(浴槽)が備え付けられているので安心です。夜は部屋のお風呂で旅の疲れをいやし、朝は地下サウナでしっかり汗を流す、という使い分けができます。
- 備品情報 浴場には石鹸は法オフにありますが、シャンプーなどはありません。また、フェイスタオルや体を洗うボディタオルもあります。またヘアドライヤーはコインを入れて使う有料のものがあります。
その他、みなさん飲み物を持ち込んでいます。メガコーヒーを持ち込んでいる人もいました笑。私は毎日部屋にミネラルウォーターのボトルがついてきますので、それを持ち込んでサウナ近辺に置いていました。
部屋のバスルームの様子。この価格帯でバスタブがあるのはありがたい…バブ入れて入ります!


サウナに入るまでの流れと受付でのやりとり
サウナは地元の人も利用するローカルな雰囲気ですが、宿泊者の利用手順はシンプルです。
- フロントで部屋の鍵を預ける 外出時と同じようにフロントへ立ち寄り、部屋の鍵を預けます。その際にサウナを利用したい旨を伝えると、紙の利用券をもらえます。
- 地下のサウナ受付へ 階段で地下に下り、下駄箱に靴を入れます。サウナの入口で受付の人に先ほどの紙を渡します。
- ロッカーの鍵を取って着替える 自分で受付の前にあるトレイからロッカーの鍵を選んで取り、脱衣所でロッカーに荷物を入れて着替えます。
- タオルを受け取る タオルやボディタオルは浴場の入口付近に置いてあり、自由に使えるようになっています。部屋からバスタオルを持参しなくてよいのは助かるポイントです。
脱衣所や浴室の近くには昔ながらの床屋さんも入っており、どこか懐かしい日常風景を感じることができます。
右側にあるのが床屋さんです。

また、受付横には飲み物類が販売されていて、1500~2500ウォン程度で、お茶やスポーツドリンク、シッケなどがあります。ウォーターサーバーもあります。

屋根の形に秘密がある?2種類のサウナと「塩」
浴場に入ると、雰囲気の異なる2つのサウナが並んでいます。
| サウナの種類 | 設定温度・特徴 | 天井の形状と理由 |
| 高温サウナ | 約95℃ / 大理石造り | とんがり屋根(三角) 熱気を効率よく室内に行き渡らせる構造 |
| 低温サウナ | ミストサウナ / 泥岩風の壁 | ドーム型(丸い屋根) 天井に付いた水滴が直接頭に落ちるのを防ぐため |
高温サウナは95℃としっかりとした熱さがあり、汗蒸幕(ハンジュンマク)的な使い方が想定されていて、サウナの中には、韓国でよく見かける『ピョンサン(평상)』と呼ばれる広めの台(平床)が置かれています。
一方でミストサウナは湿度が心地よく、じっくり温まりたいときに使いやすい印象です。ミストサウナの天井が丸くなっているのは、天井から冷たい水滴がぽたぽた落ちてくるのを防ぐためだそうで、こまやかな工夫が感じられます。
また、浴場に入ったところには「塩」が用意されています。この塩を手に取って体にやさしく揉み込むことで、発汗を促しながら肌のお手入れをするという、韓国のサウナらしい体験もできます。
個人で契約して必要なものをキープする場所もあります。

絶妙な温度設定!3つのお風呂と明朗会計なあかすり
サウナだけでなく、お風呂(浴槽)の温度設定もバリエーション豊かで心地よいです。
- 高温風呂(43℃):ピリッと熱めのお湯で、朝の目覚ましにぴったりです。
- 低温風呂(39℃):体に負担が少なく、長めに浸かっていられるぬるめのお湯です。
- 水風呂(25℃):サウナ後に無理なく入れるマイルドな温度感です。
水風呂が25℃前後と冷たすぎないため、キンキンに冷えた水風呂が苦手な方でも利用しやすい温度だと感じました。
浴室の一角にはあかすりもあります。料金表が壁に貼られているため、事前にいくらかかるかが分かりやすく、初めての方でも安心してお願いできます。あかすりは30,000ウォンです。その他マッサージなどのメニューもあります。
浴場への入りg淵。入って正面に塩があります。

ロッカーから入り口を見た様子。

週末と平日で変わる混雑状況
この地下サウナは近所の方々の憩いの場でもあるため、曜日によって混み具合が変わります。
- 週末の朝:地元の人たちで早朝から混雑しやすく、活気がある雰囲気になります。サウナも混みあってきて、あかすりも順番待ちになるようなレベルでにぎわいます。
- 平日の朝:週末の混雑とは大きく異なります。比較的空いていて、ゆったりと自分のペースで過ごせます。サウナもほぼ貸し切り状態のようなレベルです。
もし静かに落ち着いてサウナやお風呂を楽しみたい場合は、平日の朝~午前中を狙って利用するのがおすすめです。
ホテルのフロントから降りていくとサウナの入り口があります。成分表もありました。



おわりに:朝サウナから始める東大門の1日
ヨンビンホテルは、ナイトショッピングや観光に便利な東大門エリアにありながら、「朝から本格的なサウナでリフレッシュできる」という嬉しい付加価値がついたホテルです。1日1回無料で利用できるのも「ちょうど良く」魅力的です。
朝サウナでしっかり身体を温めたあと、ホテルの外に出てすぐ近くのソルロンタン専門店で朝食をいただいたり、東大門エリアでランチをいただく…そんな過ごし方はも、少し落ち着いた韓国旅行の楽しみだと感じます。
東大門でコスパが良く、ちょっと面白い特徴のある宿を探しているときは、候補のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。
フロント左手の階段を降りるとサウナに続きます。

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