※本記事の写真はすべて筆者が現地で撮影したものです
- 旧プノンペン空港(PNH)のラウンジはスターアライアンスは提携で、プライオリティパスでも利用可能
- シャワー設備の有無と、PC作業に適したデスク環境・マルチ電源・Wi-Fiの速度感
- ローカルフードのヌードルバーがあり、ローカルビール(Angkor)のクオリティ
この記事には広告が含まれています
2025年9月9日から、プノンペンの国際空港はプノンペン国際空港(PNH)からテチョ国際空港(KTI=Techo International Airport)に変更になりました。この記事は移行直前に訪れた際の内容です。
ただ、このラウンジは基本的に新空港へも引き継がれていて、テチョ空港にも同じ条件の「プラザプレミアムラウンジ(Plaza Premium Lounge)」があります。
プノンペン国際空港(PNH)からシンガポール航空(SQ)やタイ航空(TG)などのスターアライアンス便に搭乗する際、指定ラウンジとして割り当てられるのが「プラザプレミアムラウンジ(Plaza Premium Lounge)」です。

プノンペン空港にはスターアライアンス専用のラウンジが存在しないため、プライオリティパス等でも使われるラウンジを利用する形になります。SFCを含めてスタアラのステータスを持っているとチェックインの時にインビテーションカードを渡されます。
今回は羽田からシンガポールを経由してプノンペンに行き、帰りはプノンペンからバンコクを経由して羽田に戻るというチケットにしていたため、復路でプノンペンのこのプラザプレミアムラウンジを利用しました。

東南アジアのメガハブ空港(スワンナプームやチャンギ)のような超大型ラウンジを期待していくとギャップがありますが、食事やPC作業をする場所としては非常に実用的です。実際の使い勝手、作業環境、フードのクオリティを検証しました。

プラザプレミアムラウンジ(プノンペン)の基本情報
このラウンジの全体像と基本情報をまとめました。

| 項目 | 詳細内容 |
| 名称 | Plaza Premium Lounge (Phnom Penh International Airport) |
| 場所 | 国際線出発ターミナル 2階 / 出国審査・保安検査通過後 |
| 営業時間 | 05:00 〜 24:00(※フライト運航状況により変動あり) |
| 利用対象 | プライオリティパスホルダー、スターアライアンス・ゴールド会員などのステータス保持者、その他有料利用可能 |
| 主要設備 | Wi-Fi、電源コンセント、ヌードルバー、アルコール、シャワールーム、トイレ |
入室から全体の雰囲気:ほどよい規模感と落ち着いた空間
国際線の出国審査と手荷物検査を終え、免税店エリアを抜けると「Plaza Premium Lounge」の案内表示が見えてきます。エレベーターまたは階段で上がるとレセプションがあります。

チェックイン時に受け取ったラウンジインビテーション(または搭乗券とスターアライアンス・ゴールドステータス画面)もしくはプライオリティパスを提示すれば入場可能です。
ラウンジ内は照明がやや抑えめで、シックな木目調で統一された落ち着いたデザインです。空間自体はそこまで広くはありませんが、座席間隔が適度にとられており、搭乗待ちの乗客が多くなる時間帯でも極端な圧迫感はありません。
ドリンクなどを飲むためのソファ席から、しっかりPCを開いて作業できるカウンター席まで、用途に応じたシート配置になっています。

【作業環境】電源・Wi-Fi速度・デスクの使い勝手
意外と気になるWifi事情などを含めた「作業環境」についてまとめました。
1. 電源コンセントの配置とプラグ形状
カウンター席だけでなくソファ席にも、ほぼすべてに電源コンセントが設置されています。
- プラグ形状: マルチタイプ(日本のAタイププラグがそのまま挿せる仕様)
- USBポート: 一部の席にはUSB Type-Aポートも併設
わざわざ変換プラグを取り出す必要がなく、PCやスマホの充電をスムーズに行えるのは嬉しいポイントです。

2. Wi-Fi速度と接続の安定性
ラウンジ専用のWi-Fiが用意されており、受付でパスワードを受け取って接続します。
実際にPCで接続してWeb閲覧、メールやSNS送信、クラウド上のデータ操作を行いましたが、途切れることもなく終始安定した通信が可能でした。下り・上りともに旅先での一般的なデスクワークや動画視聴には十分耐えうる速度が確保されています。
3. 作業用シート
PC作業をするなら、入口から奥に進んだ壁沿いのハイカウンター席、またはパーテーションで仕切られたシングルシートがおすすめです。

フード&ドリンク:名物のヌードルバーとローカルビール
プラザプレミアムラウンジの魅力のひとつが、注文後にその場で作ってくれるカンボジア麺料理の「ヌードルバー」です。

1. ライブ調理のヌードルバー
シェフが常駐しており、熱々のスープヌードル(カンボジア風のクティウやフォーなど)を注文ごとに一杯ずつ提供してくれます。
調理をしてくれている様子↓ この時はシンガポール料理のラクサもありました。

- 味のクオリティ: 透き通ったあっさり系のスープに、米粉麺(フォー/クイティウ)がよく合います。調味料(チリ、ライム、魚醤など)がセルフで調整できるため、アレンジ可能です。フライト前に最後にカンボジア料理をいただくことができるのは好印象です。
カンボジアの麺料理、細麺のクイティウ↓

こちらもカンボジアの麺料理で太麺のフォー↓

2. ビュッフェコーナー
ホットミールはチャーハン、炒め物、蒸し野菜、スープ、などが数種類並びます。この時はチキンの中華粥がありました。トッピングも豊富で、アレンジ可能でした。
その他デニッシュや食パン、サンドイッチ、サラダバーなどの冷菜も一通り揃っており、軽食としても申し分ないですし、がっつり食事をとろうという場合でも十分なラインナップです。

3. ドリンク&アルコール
- ビール: カンボジア名物の「アンコールビール(Angkor Beer)」の生ビールがあります。これは本当にうれしい。
- ソフトドリンク・コーヒー: エスプレッソマシンが設置されており、カプチーノやカフェラテをワンタッチで淹れられます。ジュースやミネラルウォーターも完備。

シャワー設備
ラウンジ内には専用のトイレおよびシャワールームが完備されています。
- 清潔感: 清掃が行き届いており、東南アジアの空港ラウンジの中でも清潔度は高いレベルです。
- シャワー利用: 受付でシャワー利用の旨を伝えると、バスタオルやアメニティ類を受け取って利用できます。
プノンペンからシンガポールや台北、バンコクなどを経由して日本へ戻る深夜便・夕方便の前にリフレッシュできる設備があるのは便利ですね。この時は朝だったため、全く並んでいませんでした。
まとめ:プノンペン空港でどう過ごすのが正解か?
プノンペン国際空港の「プラザプレミアムラウンジ」は、巨大ハブ空港のような豪華さはないものの、「電源」「安定したWi-Fi」「温かい食事」「清潔な環境」というラウンジに求められる基本機能が高水準でまとまった優良ラウンジです。

ハブ空港のラウンジのように「早めに空港に行ってこもる」ほどではありませんが、空港での待ち時間を無駄にせず、快適かつ効率的にフライトまでの時間を過ごすにはおすすめできる場所です。
プノンペンの国際空港は2025年9月9日にプノンペン国際空港(PNH)からテチョ空港(TKI)に移転しました。なじみのあるPNHではなくなり。しかも市内から25キロと少し離れていますが、テチョ空港に移転した後でもこのプラザプレミアムラウンジは継続しています。条件も同じですので、スターアライアンス上級会員やプライオリティパスをお持ちであれば、ぜひ立ち寄ってみてください。
📷 【あわせて読みたい空港ラウンジ関連記事】
👉 [【成田空港第2ターミナル】プライオリティパスで入る「虚空 -KoCoo-」レビュー。ANAラウンジとの比較やおススメ度を解説] (日本の空の玄関口にこそあってほしい、日本のレトロなポップカルチャーを表現したラウンジ、空想喫茶Kocooを解説しています)
👉 [【26年GW 韓国・仁川】LCC/ハイブリッドエアライン利用時の満足度を高める『プライオリティパスラウンジ』比較&活用術] (韓国の仁川国際空港のプライオリティパスラウンジ3つを比較し、どこがおススメなのかを解説しています)



コメント