【チーズフォンデュ比較】伝統か?アレンジか?王道の「ポルックス」とヴァレー風の「デュ・ポン」を食べ比べ

筆者が食べたツェルマットのレストランデュポンのバレー風チーズフォンデュの写真 スイス
バレー風チーズフォンデュ©2026 imadoko-imakoko.com

※本記事の写真はすべて筆者が現地で撮影したものです

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今回は、伝統的なスイスの味わいを堪能できる王道スタイルと、ご当地ならではのアレンジが光る2店舗のチーズフォンデュを食べ比べました。ぜひ参考にしてツェルマット滞在を楽しんでください!

筆者が撮影したツェルマットからマッターホルンの写真

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イントロダクション

「スイスに来たからには本場のチーズフォンデュを食べたい!」と思っても、2人からだと量が多いのでは?と思ったり、チーズフォンデュと言っても思った以上にアレンジされたメニューがあるなぁ…と悩ましい状態になります。

いくつかのレストランを確認し、特徴的なチーズフォンデュを食べ比べてみました。また、1人分で注文可能なところがありました。その情報も紹介したいと思います。

ツェルマット最古のレストラン、Du Pontのメニューの写真

筆者が撮影したツェルマットのレストランデュポンのメニューの写真
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伝統的なスイスの食文化

スイスでは、もともとチーズフォンデュは寒い冬に体を温めるための料理(あるいは硬くなったパンを美味しく食べるための知恵)で「冬の風物詩」として知られています。

  • ローカルの感覚: スイス人の間では「夏に熱々のチーズを食べるのは重すぎる」とされることが多く、夏場は敬遠されがちです。
  • 伝統的な営業スタイル: 昔ながらの山小屋風レストランでは、夏期(5月〜9月頃)はチーズフォンデュの提供を休止する店もあるようです。※1

※1 スイス政府観光局(Switzerland Tourism)チーズ・フォンデュ | スイス政府観光局 (myswitzerland.com) 参照

一方で、ツェルマットのような国際的なリゾート地では事情が異なります。

  • 通年での提供: 年間を通して多くの観光客が訪れるため、多くの人気店が夏でもチーズフォンデュを提供しています。
  • アウトドア体験: 夏のハイキングや登山の後に、涼しい夜風を感じながら温かいチーズフォンデュを楽しむスタイルも人気があります。

一年中チーズフォンデュも、ジェラートもいただけます。こちらはジェラート屋さん。

筆者が撮影したツェルマットの教会前のジェラートショップの写真

やっぱりチーズフォンデュ

ツェルマットへ行ったら、やっぱりチーズフォンデュを食べたいです笑 でもお店によってどんな違いがあるのか気になりますよね。

今回は、伝統的なスイスの味わいを堪能できる王道スタイルと、ご当地ならではのアレンジが光るヴァレー風スタイル※2の2店舗を食べ比べしました。それぞれのお店の魅力や味わいの特徴を徹底レビューしますので、ツェルマットでのディナー選びの参考にしてみてください!

※2 ヴァレー州観光局(Valais/Wallis Promotion)Taste – Valais Specialties (Recipes) 参照

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ポルックス(Pollux – Restaurant Pinte)

駅前から続くバーンホフ通りにあって、ホテルについているレストランPolluxです(正式にはRestaurant Pinte)。

筆者が撮影したツェルマットのレストランとホテルであるポラックスの写真

まずは、誰もが思い浮かべる伝統的なスイスのチーズフォンデュをご紹介します。

濃厚な味わいににんにくの風味を効かせた伝統的な味

筆者が撮影したツェルマットのレストランポラックスの伝統的なチーズフォンデュの写真
  • 店舗の雰囲気と魅力 ツェルマットの中心部に位置し、木の温もりをふんだんに使ったアルパインなインテリアが特徴です。レストラン「Pinte」では、昔ながらの落ち着いた山小屋のような空間で、リラックスして食事を楽しむことができます。
  • 実食メニューの特徴 グリュイエールやエメンタールなどのブレンドチーズに、白ワインとニンニクをしっかりと効かせた、まさに王道の構成。熱々の鉄鍋(カクロン)で提供されます。
  • 味わいの詳細レビュー
    • とろとろ感と香り: パンに絡むチーズは非常に濃厚。口に入れた瞬間に、ふんわりと鼻に抜けるニンニクと白ワインの豊かな香りがたまりません。
    • 具材の組み合わせ: ひとくち大にカットされたバゲットはもちろん、ホクホクのジャガイモとの相性も抜群です。チーズの塩味とパンやジャガイモの素朴な甘みが絶妙なハーモニーを生み出します。
  • 注文の単位 こちらは1人前から注文が可能です!!!これは非常に重要な要素で、他にもいろいろ食べたい場合には1人分だけで注文できるのはとてもありがたいです。
  • こんな人におすすめ
    • 初めてスイスのチーズフォンデュを食べる方
    • シンプルかつ濃厚な、チーズ本来の旨味をじっくりと味わいたい方

Pollux(Restaurant Pinte)の中の様子

筆者が撮影したツェルマットのレストランポラックスの店内の様子の写真
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レストラン・デュ・ポン(Restaurant du Pont)

続いては、バーンホフ通りをさらに進んで、突き当りにあるデュポンです。看板には縦書きの日本語で「レストラン」の文字もある、ツェルマット最古のレストランです。

筆者が撮影したツェルマットのレストランデュポンの看板に日本語が書かれている写真

ユニークなヴァレー風チーズフォンデュ(Fondue Valais)です。干し肉とアプリコットのチーズフォンデュの紹介です。

歴史ある空間で出会う新しい味覚

筆者が撮影したツェルマットのレストランデュポンのチーズフォンデュの写真
  • 店舗の雰囲気と魅力 街の中を流れるマルガパ川のすぐそばにあり、歴史を感じさせる趣のある建物が目印です。アットホームで温かい接客も心地よく、地元の人々からも愛されるレストランです。
  • 実食メニューの特徴(フォンデュ・ヴァレーズ) プレーンなチーズフォンデュの上に、ヴァレー(ヴァリス)地方の特産品を贅沢にトッピングしたアレンジスタイルです。
  • 味わいの詳細レビュー
    • 食材のマリアージュ: チーズのコクに、乾燥させたアプリコットの甘酸っぱさと、干し肉(ウォリス・トロッケンフライシュ)の凝縮された塩気・旨味が絶妙なアクセントを加えます。
    • 味の変化: フォンデュの中でチーズと一緒に加熱された干し肉やアプリコットが、食べる場所ごとに異なる風味を生み出します。最後まで飽きずに楽しめるのが大きな魅力です。
  • 注文の単位 こちらは2人前からの注文です。
  • こんな人におすすめ
    • 定番のチーズフォンデュをすでに経験した方
    • 現地の郷土食材との組み合わせや、フルーティーな酸味とのマリアージュを楽しみたい方

ツェルマット最古のレストランですが、テラス席がとても人気で、新しいお店のような雰囲気があります。一方レストラン内には木と石で造られていて伝統的な作りを思わせます。創業者と思われる人の写真も飾られていました。

筆者が撮影したツェルマットのレストランデュポンの店内の様子の写真
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徹底比較:2つのスタイルの違い

2つのチーズフォンデュの特徴をまとめました。

比較項目ホテル・ポルックス (Pinte)レストラン・デュ・ポン
提供スタイルクラシック・王道(プレーン)ご当地アレンジ(ヴァレー風)
ベースソース白ワイン(+ブランデー有)白ワイン(+シャンパン有)
主な具材バゲット、ジャガイモなどベーシック干し肉、ドライアプリコットのベースにバゲットやジャガイモ
味わいの特徴濃厚、ストレートなチーズのコクと風味塩味・甘酸っぱさ・旨味のハーモニー
おすすめのシチュエーション伝統的なスイスの雰囲気を存分に味わいたいとき新しい現地の味覚を発見したいとき
注文の単位1人前から2人前から

1人前から注文できるPolluxはとてもありがたいです。次に紹介しますが、他にもおいしいメニューがたくさんあるので、チーズフォンデュだけでお腹いっぱいになってしまうのはもったいない…

筆者が撮影したツェルマットのレストランポラックスのドリンクの写真
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チーズフォンデュだけじゃない

チーズフォンデュ以外にもおいしいものがたくさんあります。ここでは有名なものをいくつか紹介します。チーズフォンデュのお供に。

ラクレットです。ジャガイモにチーズをかけた料理。チーズフォンデュと肩を並べる名物料理です。

筆者が撮影したツェルマットのレストランWhymper Stubeのラクレットの写真

このラクレットはWhymper Stubeでいただきました。こちらもスイス料理で有名なお店です。

他にもソーセージ料理

筆者が撮影したツェルマットのレストランWhymper Stubeのソーセージの写真

そして、今回頂いた中で驚いたのが、ツェルマット風タルタルです。

スパイスを豊富に練りこんだタルタルに、半熟卵が付いてきて、様々なソース(写真奥)を混ぜていただくというものです。

筆者が撮影したツェルマットのレストランpolluxのツェルマット風タルタルの写真

ソースはこんな感じです。卵のとろみとスパイスに、ソースのバリエーションが加わるので、ユッケのような感じもありますが、それよりももっと濃厚な感じでした。これはチーズフォンデュでも紹介したPolluxでいただいたものです。

筆者が撮影したツェルマットのレストランpolluxのツェルマット風タルタルの付け合せのソースの写真

通常のタルタルだとこんな感じ(これはミラノでたべたもの)。

筆者が撮影したイタリアのミラノのレストランで食べたタルタルの写真

これもおいしいですが、ツェルマット風タルタルはスパイスの練りこみ方が強めなのと、ソースのバリエーションと、半熟卵が、もう完璧な掛け合わせを実現していました。

今思い出しても食べたくなる笑

ツェルマットはカフェやバーもたくさんあり、ハイキングをしなくても楽しめます。そういうおいしいお店もとても良かったのですが、ホテルの部屋についているテラスからマッターホルンを見ながらのちょい飲みもプライスレスなひと時で、神レベルのホテルとして記事にしています。

ホテルの部屋から見たマッターホルン

筆者がツェルマットで滞在したMazotZermatの部屋の窓から撮ったマッターホルンの写真
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まとめとおすすめの選び方、そして注意点

どちらのレストランも異なる魅力があり、ツェルマットでの素晴らしい食体験を提供してくれます。滞在スケジュールやその日の気分に合わせて、以下のように選んでみてはいかがでしょうか?

  • 1食のみ滞在する場合 王道のスイススタイルを体験したいなら「ホテル・ポルックス」、ひと味違うユニークなご当地グルメを求めるなら「レストラン・デュ・ポン」がおすすめです。
  • 連泊して両方楽しむ場合 1日目にポルックスで王道の味をじっくり堪能し、2日目にデュ・ポンでツェルマットならではのアレンジを楽しむプランが最高の贅沢です。

雪山から下りてくると、伝統的な様式のレストランはぬくもりを感じますし、そこでいただくチーズフォンデュは体にしみます。

ゴルナーグラード鉄道が山頂駅に向かってくる様子をマッターホルンを背景にして筆者が撮った写真
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他にも楽しめるユニークなフォンデュの数々

これらの他にも多彩なチーズフォンデュが提供されています。

フォンデュのベースとなるチーズに混ぜるアルコールでも、王道のワインの他にシャンパンやブランデーのパターンがあります。

それに組み合わせる具材として

  • トリュフ(黒トリュフ)
  • チリ
  • トマト
  • ハーブ

などがあります。トリュフもトマトも濃厚さの中にトリュフの風味が混じったり、トマトのさっぱりとした旨みがあると思います。またハーブもさわやかさが味わえそうです。大人数なら複数注文可能なので、実際にそのように注文しているグループもありました。

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注意点

ツェルマットのディナーは、特にハイシーズンや夜の冷え込む時間帯には混雑しやすいため、事前の予約をおすすめします。PolluxはレストランのHPからでも予約できます。(Menu Pinte | The hotel in the centre of Zermatt | Hotel Pollux

温かいチーズ料理で、ツェルマットでの滞在をより思い出深いものにしてください!

ゴルナーグラード鉄道の古い車両とマッターホルンを一緒に筆者が撮った写真
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