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ラオスの麺料理と言えばカオピャックセンが有名です。このカオピャックセンには日本でいうラーメンのような文化があり、ご当地ラーメンならぬご当地カオピャックセンがあります。そしてルアンパバーンだとカオピャックに加えてカオソーイというもう一つの名物麺料理があります。
「カオソーイって、あのタイのカレー麺でしょ?」と思っている方、ちょっと待ってください。ルアンパバーンのそれは、見た目も味もまったくの別物。今回は、麺好きなら知っておきたい両者の違いも掘り下げます!
ルアンパバーンへの行き方は?鉄道?バス?を詳細に比べた記事もあります。
ルアンパバーン流「カオソーイ」:タイとは違う“肉味噌”の衝撃
タイ(チェンマイ)のカオソーイはココナッツミルクたっぷりのカレースープですが、ルアンパバーン流は「澄んだスープに、ピリ辛の肉味噌」が主役です。
- 麺の特徴: 喉越しの良い「平打ちの米粉麺」。
- 味の決め手: 「ドイ」と呼ばれる、トゥアナオ(ラオス風納豆)やトマト、挽肉、唐辛子を煮込んだ濃厚な肉味噌。
- 体験レポート: スープ自体はあっさりしていますが、肉味噌を溶かすたびにコクと深みが増していくのが快感!添えられた大量の野菜やハーブ、インゲンをちぎって投入し、ライムを絞れば、最高にパンチの効いた一杯に仕上がります。
- おすすめの食べ方: 最初から混ぜることはせず、肉味噌とスープを味わいましょう。その後混ぜて食べるのがおススメですが、少しづつ混ぜるのもアリです。また、付け合せの野菜やハーブを入れすぎるとスープがぬるくなります。ですが、こうした野菜やハーブを入れるなら、スープが熱いうちに入れるのがどんぶりの中で一体感を作り出すコツでもあります。
これが私的No.1のルアンパバーンのカオソーイです。店の名前は出ていませんが、下に地図を付けておきました。
ワット・シェントーンの近くの路地に面しています。地元の方が多く、外国人向けということではありません。もちろん英語などは通じませんし、メニューもありません。
さらに注意点としては、午後になると材料がなくなってしまうようで、夕方早い時間には終わっています。最初に行ったときには3時過ぎくらいでしたが、営業終了でちょうど片付けているところでした。

これがそのカオソーイです。
混ぜる前に、肉味噌を食べてみてその奥深さとパンチを味わってください。そしてスープの優しさも楽しみましょう。
一口味わった後は、よく混ぜます。そして付け合せの野菜やハーブを入れて食べましょう。お好みで卓上にある調味料で辛みや酸味を追加したり、しょうゆ系を追加したりすることもできます。
オプションでついてくる味噌がありますが、これを追加で投入したり、インゲンに付けて食べてもおいしいです。
お店としては、テラス席というか半分外のようなところにあるテーブルと、中にもテーブルがあります。空いていたらどこに座っても大丈夫です。ちなみに中のテーブルは完全に一般家庭のテーブルです(笑)。昔のカレンダーが貼ってあったり、テレビとか食器棚が、なんともいえないレトロな雰囲気です。

このお店の地図はこちら↓
ルアンパバーンで優しいカオピャックセンを食べたい【agoda】次の紹介したいのが、朝市の通りにある、カオピャックのお店です。
こちらは英語がある程度通じます。お店の前に具材が並んでいるので、それを見ながら、指で示して注文可能です。実際にそのように注文している観光客の人もいました。
こちらは多少マイルドな仕上がりです。根底にある優しいスープをより味わえるようになっています。ここでも混ぜる前に、肉味噌とスープを味わいます。その後混ぜていただきましょう。

こちらのお店では、付け合せの野菜やハーブなどはセルフサービスです。
最初に行ったときは店員さんが持ってきてくれましたが、2回目以降は店員さんに確認したうえで、この台に取りに行っていました。もやしを入れるならスープが熱いうちに入れたほうがいいです。
注文するとすぐに料理が出てくるので、注文したらすぐに店員さんに確認して付け合せを確保しましょう。
そして、食べる分だけ取るようにしましょう。これとっても大切なことです!こうしたサービスを続けてもらうためにも、食べ残しがないようにしましょう。

このお店はこの地図にあるあたりにあります↓店の前に大きな鍋で炊かれたスープがあるのでわかると思います。
続いてはこちら。
ワット・シェントーンの一角に突き当たる道にあります。これも旅行者や地元の人でにぎわっています。店の敷地内の隣の建物にバイクを止める場所があり、そこにひっきりなしに地元の人が入ってきていました。
肉味噌の肉感が強めです。塊が大きめで肉を食べている感じがします。

欧米系の観光客も多いためか、肉味噌は多少パンチ不足な感じがありました。
スープの優しさは健在です。そこからどのように卓上調味料で仕上げていくかが腕の見せ所。この時に改めて、食べる人が最後に仕上げるんだよなぁ、としみじみ思いました。
場所はこちら。
ルアンパバーンの朝市の楽しみ方をまとめた記事でも取り上げています。朝ごはんに最適です。
モチモチの極み「カオピャック」:ラオス流の癒やしうどん
一方で、旅で疲れた胃をやさしく包み込んでくれるのがカオピャックです。「カオ=米」「ピャック=濡れた・柔らかい」という意味の通り、とろみのあるスープが特徴です。
- 麺の特徴: 米粉にタピオカ粉を混ぜた、驚くほどモチモチの生麺。日本のうどんに近いですが、より弾力があります。
- 味の決め手: 鶏や豚からじっくり取った、とろみのある濃厚な白湯スープ。
- 体験レポート: 麺を茹でる際に出るデンプンでスープにとろみがついており、最後まで熱々。フライドエシャロットの香ばしさがアクセントになり、一口食べれば思わず安らぐような、安心感のある美味しさです。
- おススメの食べ方: 麺の太さ、スープのとろみや出汁の強弱、煮込まれている野菜や具材はお店によって様々です。周りの食べ方を見ていると、みんな最初から自分の味を作りに行っていますが、最初は麺とスープを味わって、優しさを感じてほしいです。
ます最初に紹介したいのは、カオソーイ編でも登場した朝市の通りの食堂です。
こちらは店の前にカオピャックのスープや麺カオソーイの肉味噌が出ているので、目立ちます。この誘惑に抗うのはかなり難しい(笑)。地元の方たちを中心に観光客もいて、混雑しています。

カオピャックセンの注文時に、2種類(太麺と中太麺)から麺を選べるようです。通常だとカオピャクセンとカオソーイで麺を分けているようでした。またパクチーなしも注文時に言えば可能です。
ここは具材も豊富で、ボリュームがあります。どちらかというと肉類多めで野菜少な目、です。個人的には白菜が入っているのが好きなのですが、メインは肉です!自分なりの味を追求する前に優しいスープから味わってください。

カオピャック・カオ(ラオス風おかゆ)もおいしいです。染み渡る優しい感じはカオピャックカオの方が上です。

この場所はこのあたりです。この通りの大きな鍋が出ているところです!
続いては、最初の写真にも出てきている、店頭で豚の丸焼きを焼いているお店です。
この通りの反対側を偶然歩いていて、この豚の丸焼きが気になって行ってみました。当初は何かのイベントなのか?と思いましたが、日常のようで、バイクに乗ったお兄さんたちが部位を指定して買っていっていました。
ここでは肉がメインだったのですが、カオピャックセンもおいしかったです。

このカオピャックセンを特に推したいのは、具に白菜が入っていることです!白菜がとろみのあるスープとマッチして甘みがより出て、とてもおいしいです。
初めて白菜入りを食べたのは、フェーサイ(フアイサーイ)のスローボート乗り場でした。早朝で比較的寒い日だったので、とろみのあるスープと白菜の温かみが沁みました。そんな記憶がよみがえりました。やっぱりカオピャックの具は白菜だよなーって思っています。
具全体のバランスも肉も多くて野菜とのバランスがとても良いと思っています。この豚肉とソーセージの盛り合わせと一緒にいただきました。

場所はこちら。豚の丸焼きが回っているので、とても目立ちます!

次はこちら。
こちらもカオソーイのところでも紹介しましたが、ワット・シェントーンの一角に突き当たる道にある食堂です。カオソーイは少しパンチ不足でしたが、カオピャックは完成度が高くて美味しいです。ボリュームは少し少な目。

このお店はメニューが豊富で、定食や炒め物があります。観光客も多いからだと思います。この時は空芯菜の炒めものと一緒に食べてちょうどいいボリュームでした。
場所はカオソーイでも紹介しましたが、こちら↓
どっちが好み?一目でわかる比較表
迷った時の参考に、両者の特徴をまとめました。
| 特徴 | カオソーイ(Khao Soi) | カオピャック(Khao Piak) |
| 味のタイプ | 濃厚・ピリ辛・コク旨 | あっさり・やさしい・滋味深い |
| 麺の食感 | つるつる(平打ち米麺) | モチモチ(タピオカ混) |
| スープ | 肉味噌を溶かして楽しむ | とろみのある鶏/豚白湯 |
| おすすめの時間 | ガッツリ食べたいランチ | 托鉢のあとの朝食、飲み会後 |
| タイ料理との違い | チェンマイ風とは別物! | タイの「クエイジャップ」に近い |
最高の1杯に出会うための「食べ比べ」のコツ
ルアンパバーンの街を歩けば、いたるところに麺屋台があります。せっかくなら以下のポイントを意識して巡ってみてください。
- 卓上調味料で「自分流」に:ラオスの麺料理は、運ばれてきた時点では「未完成」です。ライム、唐辛子、砂糖、そして**カピ(エビペースト)**を少しずつ足して、自分好みの黄金比を見つけるのが現地の流儀。
- 「野菜の盛り」をチェック:新鮮な生野菜が山盛りで出てくる店は、地元客に愛されている証拠です。
- 営業時間に注意:カオピャックは「朝だけ」という店も少なくありません。気になる店を見つけたら、朝のうちに覗いてみるのが鉄則です。
まとめ:結局、どっちを食べるべき?
結論は…「朝にカオピャック、昼にカオソーイ」のハシゴが最強です!
モチモチ食感に癒やされたいならカオピャック。ラオスならではの深いコクとスパイスを味わいたいならカオソーイ。ルアンパバーンの短い滞在期間中、ぜひこの「麺の迷宮」にどっぷりと浸かってみてください。
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ルアンパバーン中心部の「ワット・シェントーン」周辺のエリアは、麺の名店がひしめく激戦区。まずはそのあたりから攻めてみるのがおすすめです!

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